出版社内容情報
かまきりの一日をじっと見つめる1冊かまきりのちょんが、朝目覚める。じっと観察していると、朝のお化粧のように足や触角をなめたり、獲物を逃したり。ありの群れの真ん中に落ちたり……。昆虫好きの作者が、あたたかなまなざしで忠実にかまきりの姿を描くことで、読者がかまきりの気持ちに自然に寄り添い、じっと観察できるような1冊になっています。1967年に刊行されて以来、長く子どもたちに愛され、リクエストが絶えない作品です。
著者等紹介
得田之久[トクダユキヒサ]
1940年、神奈川県横浜生まれ。明治学院大学社会学部在学中から、幼稚園などで子どもに絵を指導しながら童話を研究。同時に、絵本をかきはじめた。昆虫をテーマにした作品が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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内容説明
かまきりのちょんをとおして描く虫たちの世界。
著者等紹介
得田之久[トクダユキヒサ]
1940年、神奈川県横浜生まれ。明治学院大学社会学部在学中から、幼稚園などで子どもに絵を指導しながら童話を研究。同時に、絵本をかきはじめた。昆虫をテーマにした作品が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
36
かまきりの ちょんが、つゆくさの あいだから でてきた。あさなんだ… ■なんだかのんびり、おっとりとした絵本を読みました。かまきりのちょんの、朝のひと時です。たまたまこの時期に読めて嬉しい♪ 描かれる草花の時期的に、8〜10月頃に読むと、季節感が良い感じ ✩⡱ ■ちょっと親しみやすく、かつ、自然の生き物の生態を曲げずに描いた こーいう絵本、なんかいいよね。小さい人にも安心して薦められます ( ' ᵕ ' ) (1967年)(→続2019/09/03
ひー
33
かまきりは「ちょん」の名前がピッタリ! 石田ゆり子さんがエッセイで紹介していて懐かしくて² 。同時期に読んでたのかも。原っぱで捕まえて美しい両眼を見つめた思い出があります。首を千切って、交尾を覗いて、糸に吊るしたバッタを、・・・(・・;)今、本当にごめんなさい‼︎画は擬人化せず詳細な色合い。昆虫の気持ちに寄り添って想像力を働かせる楽しさと、生態を知る喜びを伝えてくれます。2018/03/09
たーちゃん
30
食うか食われるか。自然界はなかなか厳しい。かまきりのちょんの逞しく生きている様子に息子も興味津々でした。2020/09/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
『かまきりのちょん』 こどものとも|1967年8月号 得田 之久 さく・えの絵本化。 かまきりのちょんの1日。余分な線がないので見やすく、しっかりと姿を追える絵本です。 4~6歳児。 こどものとも復刻版137号2020/04/22
定年(還暦)の雨巫女。
15
《書店》ちょんのなにげない一日が、平和なのが、いい。2013/05/15
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- 洋書
- Noção…




