光文社新書<br> 「食べること」の進化史―培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ

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光文社新書
「食べること」の進化史―培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ

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  • サイズ 新書判/ページ数 312p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334044114
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0240

出版社内容情報

食にまつわる最新の情報を交えながら、それを消費する人間の身体的・精神的・環境的な変化を予測し、「未来の食」の姿を描く。

内容説明

私たちがふだん何気なく食べているごはんには、壮大な物語が眠っている。食材を生産、入手するための技術、社会が引き継いできた加工や調理の方法、文化や宗教などによる影響…。人間は太古の昔から長期間にわたって、「食べること」の試行錯誤を重ねてきた。その食の世界が今、激変してきている。分子調理、人工培養肉、完全食のソイレント、食のビッグデータ、インスタ映えする食事…。こうした技術や社会の影響を受けて、私たちと世界はどう変わっていくのだろうか。気鋭の分子調理学者が、アウストラロピテクス属の誕生からSFが現実化する未来までを見据え、人間と食の密接なかかわりあいを描きだす。

目次

序章 食から未来を考えるわけ(なぜ「食の未来」を考えるのか;食がいかに私たちを変えてきたか;食の未来の見方)
第1章 「未来の料理」はどうなるか―料理の進化論(過去―料理はこれまでどのように変わってきたか;現在―現在の料理の背景にあるもの;未来―未来の料理のかたち)
第2章 「未来の身体」はどうなるか―食と身体の進化論(過去―食と人類の進化物語;現在―食と健康と病気;未来―食と身体の進化の未来図)
第3章 「未来の心」はどうなるか―食と心の進化論(過去―人は食べる時、何を思ってきたか;現在―人は食に何を期待しているのか;未来―人は食に何を思い、何を求めていくのか)
第4章 「未来の環境」はどうなるか―食と環境の進化論(過去―食の生産、キッチン、食卓の歴史;現在―食の生産、キッチン、食卓の今;未来―食の生産、キッチン、食卓のこれから)

著者等紹介

石川伸一[イシカワシンイチ]
1973年、福島県生まれ。東北大学大学院農学研究科修了。現在、宮城大学食産業学群教授。専門は、分子調理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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