内容説明
資本の専制、奴隷の叛逆。ディストピアに身を沈めユートピアへ突き抜けよ。スペイン、ギリシャ、イタリアの最先端政治理論家たちがポスト産業資本時代の「絶望するヨーロッパ」をラディカルに分析する。
目次
1 ヨーロッパ(「危機」の政治化;資本の戦争的本性とその回帰;集団的知力の自己組織化のために)
2 スペイン/ギリシャ(「大衆」は突破口を探し求めている―ギリシャとスペイン;新たな闘争サイクル―スペイン(1)
「匿名の政治」の出現とその運命―スペイン(2)
「バルサロナ・アン・クムー」とは何か―スペイン(3)
侮辱された人々による「ファック・オフ!」―ギリシャ)
著者等紹介
廣瀬純[ヒロセジュン]
龍谷大学経営学部教授(映画論、現代思想)。1971年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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