国策捜査―暴走する特捜検察と餌食にされた人たち

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国策捜査―暴走する特捜検察と餌食にされた人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784906605408
  • NDC分類 327.13
  • Cコード C0036

内容説明

最近の捜査は、一見して「巨悪」を摘発しているように見えたとしても、背後には検察内部の薄汚れた思惑や打算が潜み、捜査や取り調べ手法に数々の問題を孕んだケースも散見される。タイトルともなった「国策捜査」は、特捜検察が政治や世論に背を押されるかのように突き進んだ結果から生まれた歪んだ捜査の一形態である。本書は、徹底して「捜査に狙われた側」から見た日本の刑事司法の一断面である。

目次

村上正邦―罵詈雑言と恫喝で虚偽自白を強要した特捜部副部長
三井環―裏ガネ告発の口封じを狙った薄汚き検察の「庁益捜査」
鈴木宗男―世論に煽られて突き進んだ「筋書きありき」の暴走捜査
村岡兼造―巨大な闇に蓋をした日歯連事件捜査の不公正1
上杉光弘―巨大な闇に蓋をした日歯連事件捜査の不公正2
尾崎光郎―特捜部とつるんで事件を歪めたヤメ検弁護士
安田好弘―反骨の弁護士に襲いかかった警察・検察捜査の虚構
田中森一―「闇社会の守護神」が明かす特捜検察の歪んだ実像
西山太吉―検察が主導して隠蔽に走った国家の犯罪
中山信一―事実無根の虚偽事件を捏造した警察・検察の犯罪
神林広恵―私怨で報復捜査に乗り出した特捜部幹部
細野祐二―50回もの「テスト」で証人を“洗脳”した特捜検察
佐藤優―真面目な検事の「正義」が暴走する国策捜査
秋山賢三―「再審請負人」が明かす刑事司法劣化の実相
刑事司法のどこに問題があるのか―一三人の訴えから見えてきた病巣

著者等紹介

青木理[アオキオサム]
1966年、長野県生まれ。慶応大学文学部卒。1990年に共同通信社入社。大阪社会部、成田支局を経て、東京社会部で警視庁担当などを歴任。その後、外信部に移り、ソウル特派員などを務めて2006年春に独立。現在はフリーのジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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funuu

15
痴漢の冤罪でも捕まったら終わりが日本の司法。「現在の刑事事件で無罪判決が、出る確率は1000分の1。いくら無罪だとしても、よほど運が良くなければ無罪などあり得ないし、その無罪判決すら実に8割が高裁段階でひっくり返されている。 安田 好弘」日本は極端に言えば江戸時代から特に司法は変わっていない。信長が一向宗「浄土真宗」で何万人か殺し以来大規模な強制収容所はなかった。2018/09/09

ひとまろ

5
国策捜査で餌食にされた面々にスポットを当てた 詰め合わせ書籍って感じに編集されています。 近年ではかなりお粗末な捜査が横行している。 「逮捕ありき」が見え見えの事件もある。 検察に言われるがままに逮捕状を発行する 裁判所も自動販売機と揶揄されるようでは この国はどうなってしまうのか不安でしょうがない。 2013/12/11

山男777

2
作家氏はこの間、BSのテレビ出ていた。人物像を知らなかったのでネット検索、本も書くという。そこで作家氏の代表的な本をとってみた。国策捜査なる言葉あるじたいおかしな話。それなら民間捜査は普通の犯罪か。いったん検察が起訴すると99.9%黒となるという。検察は神様で間違いがないということか。そういえばいつぞや、ネットからみで逮捕された。後で真犯人が出てきて ことなきを得たが。やってないのに出たいばかりやったと。あったなそんな報道が。2013/10/22

たかむら

0
本書に書かれていることは実際にあったことなのだと思うが、ここに取り上げられている人の言うことが嘘だったらとうがった見方もあるのではないか。どこまでが真実で、どこまでが保身のための発言なのかという危うさも感じる。一方で、日本と言う国の司法の在り方にも恐怖を感じる・・・筋書ありきの捜査/取り調べもそうだが、検察/警察の発表をそのまま無批判/裏付取材もしないまま垂れ流す報道や、それを無批判で受け入れる国民、すべてが危うい。推定無罪の原則からすれば、逮捕されただけで実名報道される現状そのものに疑問を呈するべき。2014/02/20

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