内容説明
この作者は彷徨える詩人といった印象を受ける。非常に共感できる詩があるかと思えば、僕ら凡人にはとうてい計り知れない世界もあって興味深い。アルコールの入ったグラスを片手に、この詩集を酒のツマミにして、じっくりと読んでみて欲しい。噛めば噛む程に、深い味わいをもたらしてくれることだろう。幻想とも現実とも思える独特の空気感が心地よいのである。
目次
幻想の一日
帽子の行方
蜻蛉
斜め45度の視線
真夜中の詩
眠らぬ眼
月夜の迷子
夕暮れ
行方不明
懺悔〔ほか〕
著者等紹介
萩原健太[ハギワラケンタ]
1981年生まれ。群馬県出身・埼玉県在住。日本デザイナー学院にて、グラフィックデザインを学ぶ。高校時代より各地を旅しながら詩や絵の制作を続ける
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