内容説明
腹腔鏡手術は、小さなカメラをおなかに入れ、体の中の様子をモニターに映し出し、それを見ながら手術をする方法です。その導入によって、婦人科疾患の治療はめざましく進歩向上しました。おなかを開くこともなく、したがってキズあとも残さず、痛みも出血もほとんどなく、すぐに回復して入院費用も節約できるという、願ってもない手術法です。現在行なわれている開腹手術のうち、3分の2は腹腔鏡手術への切り替えが可能です。
目次
第1章 腹腔鏡手術とは(おなかを切らずに手術ができる;レーザーで無血手術が可能に!;腹腔鏡手術は体に優しい ほか)
第2章 腹腔鏡手術はこうして行なう(手術日が決まったら;手術当日の朝の準備;手術室の様子 ほか)
第3章 知っておきたい女性の病気(子宮筋腫;卵巣嚢腫;子宮内膜症 ほか)