かよいあいたい心たち―親と子が築く基本ルール

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かよいあいたい心たち―親と子が築く基本ルール

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784905913443
  • NDC分類 371.43
  • Cコード C0037

出版社内容情報

【NHKと教育電話相談の窓からパート1】自閉、不登校、拒食、暴力など親と子が立ちすくんで動けない関係の病いをいかにゆり動かし、新しい関係を創りだす手立てはどこにあるのか。17のラジオ相談の症例に具体的にふれながら、日常の言葉にふくまれる関係の病理とそれを越える心の態度と言葉の技術をじっくりと語る名著。 

著者は1949年、福岡県生まれ。国際基督教大学、東京慈恵会医科大学卒業。精神医学、児童青年精神医学を専攻。現在、国立小児病院精神科医長。ベイトソンの論理階型理論をもちいながら、親と子の日常対話が陥っているダブルバインド状況を具体のことばに即しながら徹底して分析、これを乗り越えて新しい関係を創りだしていく態度やことばのあり方を模索しつづけてきた。現在はさらに、多様な自己のあいだの(複数の)関係をいかに肯定し統合するかの実践理論(自己間関係理論)を提唱するギリガンの技法や、EMDR法(眼球運動による脱感作と再処理技法)などを積極的に取り入れ、新しい統合されたカウンセリングの理論と実践をめざしている。本書のほか『子どもを支えることば』、『愛という勇気』〈訳〉(以上、言叢社)、『こころを聞く』(大修館書店)、『新しい子供たち』(彩古書房)がある。

「著者のカウンセリングの言葉ははっとするほど事態の機微に触れており、読むものをうならせる、何よりも相談者との距離の取り方が凄い。指示を与えるのではなく相手に自分の行動のパターンを気づかせること、それにもとづき子供への対応を改善しようとするのを援助することに徹している。G・ベイトソンの人間関係論―二重拘束の概念(修正した後の)―を駆使する分析の論理は透徹しており、揺るぎがない。」(芹沢俊介/産経新聞1992)

内容説明

自閉、不登校、拒食、暴力…。日常積み重ねてきた親と子のことばや身振りのなかに、どうしてこんな〈かよいあわない心〉が育ったのか。教育相談のなかで、著者は、動けなくなった親子のすがたをくっきりとした理路でときほぐし、日常のことばからそこにひそむ関係への希求や逃避を抉りだす。そこから、明日へのしなやかな意志とことばか生まれる。

目次

1 子どものしつけをめぐって
2 学校をめぐって―不登校の周辺
3 “関係性”を考える

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