光文社新書<br> がんを瞬時に破壊する光免疫療法―身体にやさしい新治療が医療を変える

個数:
電子版価格
¥836
  • 電書あり

光文社新書
がんを瞬時に破壊する光免疫療法―身体にやさしい新治療が医療を変える

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月24日 00時35分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334045197
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0247

出版社内容情報

人体に無害な近赤外線を照射してがん細胞を消滅させる新しい治療法、光免疫療法を開発した著者が、その最前線について綴る。

内容説明

光免疫療法―人体に無害な近赤外線を照射してがん細胞を消滅させる、がんの新しい治療法が世界で注目を集めている。二〇二〇年九月には、光免疫療法で使われる新薬「アキャルックス点滴静注」が世界に先駆けて日本で正式に薬事承認され、事業が本格化した。光免疫療法とはどのような治療法なのか。身体への負担は?副作用は?転移・再発の可能性は?アメリカ国立衛生研究所の日本人開発者が、治療の詳細と特徴、これからの医療、そして「貧者のプライド」を初めて語る。

目次

第1章 光免疫療法とは何か
第2章 IR700の発見
第3章 治験
第4章 化学への目覚め
第5章 変容するがん医療
終章 医療の未来が変わる

著者等紹介

小林久隆[コバヤシヒサタカ]
1961年、兵庫県西宮市生まれ。現在、NIH/NCI(アメリカ国立衛生研究所・国立がん研究所)分子イメージングプログラム主任研究員として勤務。’87年、京都大学医学部を卒業し、’95年に京都大学大学院内科系核医学を専攻し修了、医学博士号取得。同年に渡米、NIH臨床研究センターフェローに。’98年に帰国し、京都大学医学部助手を経て、2001年に再渡米、NIHのNCIにシニアフェローとして勤務、’05年から現職に。’11年、光免疫療法の論文が米医学誌『Nature Medicine』に掲載される。光免疫療法の研究・開発により’14年にNIH長官賞を受賞、’17年にNCI長官個人表彰を受ける。他に5回のNIH Tech Transfer Award等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マイアミ

7
★★★ こんな画期的なガンの治療法があるのだと初めて知った。放射線治療と同じくガン細胞を物理的に破壊するが、放射線と異なるのはガン細胞だけを破壊し他の健康的な細胞には影響を与えないので体への負担はなく、繰り返し何度でも行える。スゴい!!夢の様な治療法ではないか。しかし、これだけスゴい治療法が世の中で認知されていない理由広まっていない理由は何なのだろうと考える。そして結局これも金持ちの治療法だとわかった。治療費が高額なのだ。あとがきの弁にある確証バイアスと自己正当化の繰り返しには失望するばかりだった。 2022/06/11

はやたろう

6
がん治療の新技術、光免疫療法を紹介している。がん治療の切り札的な 治療法だと思う。まだ実際には、許認可だとかハードルがあるようだが 、いろんながん治療での適用に期待できる。2022/11/23

ドイッチョー

2
アキャルックス(光感受性物質)とBioBladeレーザシステムを用いた頭頸部イルミノックスと呼ばれるこの治療法は、楽天メディカルの2021.8.21プレスリリースによれば秋には40施設、医師97名へ拡大。ただ、まだまだこれから治療実績を積み上げる段階。著者の言うようにがん治療の第一選択になるような夢の治療法なのか、注意深く見守りたい。なったらノーベル賞は確実だろう。2021/10/11

小島愛一郎

2
私は癌患者なので情報収集の一環として。光免疫療法が素晴らしいのはわかった。ただ、素晴らしいことばかりが書かれていて、デメリットがあまり書かれていないような感がある。保険適用が少ないという以外の光免疫療法の現在のデメリットをこうやって克服していきます、というのが欲しかった。2021/08/30

Sushunra100619

1
2009年当時の民主党政権下の事業仕分けで、日本での研究がかなわなくなったが、結果的には、米国で研究を続けられたことがこの画期的な治療法の早期の薬事承認に結び付いたことは良かったんだなあ、と感じた。2021/05/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17327117
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。