取水塔

粟岳高弘

駒草出版（2016/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 331p／高さ 19cm
• 商品コード 9784905447665
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヱロ本Gメン]

へ〜え、これは意外な面白さ。古き良き時代の古き良きエッセンスが詰まっている。梅雨明けしたら再読しよう。

2016/06/19

[むきめい（規制）]

色々と不思議さと難しさがあるけども、面白い。

2016/07/09

[みやしん]

粟岳作品の中では珍しい丸々一本化したストーリーに加え、少年達も活躍。他のシリーズとは独立した世界観らしいが、ぶっちゃけ区別はつかない。80年代前後にあった、宇宙を目指す(ちょっと違うけど)異文化接触系古き善きジュブナイルSF。でもむちゃくちゃ難解でした。ケータイの無い時代だからテレラジオが重要な小道具なのが肝。

2021/11/13

[arce]

読み始めはいかにも同人らしい話の進み方で、キャラクターが多く独特な用語も多く展開も唐突なので読みにくさはある。ある程度読み進めれば世界観と話の本筋が見えてくるので、そうなればあとは群体に乗っている気持ちで読み進めればよい。少女の健康的なエロスといいSFの世界観と言い、趣味が全力で盛り込まれている感覚がとても好き。

2016/06/14

[こぼこぼ]

昭和期の地方都市を舞台にした中高生少年少女達の一夏の冒険譚。作者の嗜好全開ではあるのだが，ストーリーの芯(行きて帰りし系)がしっかりしており楽しめた。主役は少年少女だが，大人がさりげなくサポートしているのも良い感じ。小道具のBCLやマイコンも大活躍だぁ～！

2016/06/05