内容説明
アルボムッレ・スマナサーラ長老がアビダンマを詳細に解説した『ブッダの実践心理学』シリーズ(サンガ刊)。その全八巻に掲載されてきた『アビダンマッタサンガハ』全文を、『ブッダの実践心理学』の共著者である藤本晃博士が、あらためて一冊にまとめました。日本語訳は藤本晃博士オリジナルの訳出であり、総合的に理解するための解説も加えました。『ブッダの実践心理学』を学ぶ私たちが、アビダンマを多角的に理解し、その全体像を把握するために最適な一冊です。
目次
序章 『アビダンマッタサンガハ』の予備知識
第1章 心の分析
第2章 心所(心の中身)の分析
第3章 雑多なものの分析
第4章 路(心の生滅)の分析
第5章 離路(業と輪廻)の分析
第6章 物質の分析
第7章 まとめという分析
第8章 縁起の分析
第9章 業処の分析
著者等紹介
藤本晃[フジモトアキラ]
1962年、山口県生まれ。学習院大学哲学科、龍谷大学修士課程(仏教学)、カナダ・カルガリー大学修士課程(宗教学)を経て、広島大学博士課程修了。文学博士。現在、山口県下松市・浄土真宗誓教寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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