集英社文庫<br> 水無川

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集英社文庫
水無川

  • 小杉健治
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 集英社(2005/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087477900
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

annzuhime

40
担任していた生徒を虐待から救えなかった元教諭の真壁。我が子を虐待して施設へ預けている夏美。そして暗い過去を持つ野口。野口のことが気になり探ると、彼の深い闇に気付く。最初から最後まで暗い気持ちになる1冊でした。最後にあの人の願いを叶えてあげたいと思ってしまった私は自分勝手なのかな。現実問題としては難しい。でもつい別の結末を望んでしまったのは、あの人の想いに賛同してしまう何かがあったからなのだろう。2020/03/10

ゆみねこ

31
教え子を親の虐待から守れずに教師を辞した真壁と、我が娘への虐待を止められない夏美。夏美の隣人野口の暗さと子供に対する優しさに、夏美は魅かれて行く。野口の持つ暗さの秘密を追ううちに明らかにされる事実…。この作品は親子の愛情を描いているものと思うので、野口の話を主軸に据えた方が読みやすかったような気がする。真壁の立ち位置が中途半端に感じられたのが残念。2013/07/08

エドワード

26
元教師の真壁には、担任していた生徒が実の親に虐待されて死亡し、生徒を救えなかったことを非難されて辞職した過去があった。虐待についての書物を書こうとする真壁が出会った、実の娘を虐待してしまう心理から脱せない夏美。導入部で提示されるテーマは児童虐待だ。ところが、見え隠れする夏美の隣人・野口の言動が後半に前面に出て来る。意表を突く展開だ。野口の暗い行動を探る真壁。野口にも家族を奪われた過去があった。野口の破滅的な計画の行方は?重なり合う哀しい家族の肖像。謎を残した結末。夏美母娘と野口の幸福を祈りたい。2018/11/20

ヨーコ・オクダ

24
「児童虐待」というキーワードで結ばれた夏美と真壁。心に闇を抱えた2人のストーリーが一見メインぽく感じられるが、実は支流。もう少し太目の支流が夏美の隣人・野口のストーリー。彼は、光市の本村さんの事件を思わせるような事件の被害者家族。陰のある支流同士が合流した先に光は見えるのか?どちらかと言うと、より陰の濃い野口が夏美と真壁を押し上げている(沈まないように)印象。しかしながら、うち個人的には、夏美と真壁はあまり好きになれない(同情できない)キャラ。痛手を負った人間はこんな風になりがちなのかもしれへんけど…。2018/10/21

やどかり

15
図書館で何気に見つけた本だが、一晩で読んでしまった。それぞれに深い闇を抱えた3人が交差して、再生の道を辿る。今の時代に実際にありそうな内容だった。あっけない終わり方に感じたけど、いい本だった。2013/02/16

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