内容説明
白鷹を立山に追った有頼がそこに見たものとは?禁を破り女人禁制の立山へ!有頭を慕う伏姫の愛と運命は?こんな時代の今だからこそ伝えたい未来へ結ぶいのちの物語。
目次
太刀の山
おんば神と佐伯有頼
悪僧 智妙坊の話
有頼 熊に矢を射る之話
うとう―謡曲 善知鳥より
伏姫―鏡岩伝説異聞
布橋灌頂その一 巡礼の旅
因と果 応と報
布橋灌頂その2 転生
立山曼荼羅
日本の「風土」や「霊性」にこだわる“米田流”創作活動―富山県[立山博物館]学芸員(文学博士)福江充
著者等紹介
米田まさのり[ヨネダマサノリ]
本名、米田昌功。美術作家。特別支援学校に勤務しながら、日本画技法による平面作品を中心に制作・発表を行っている。一方で「立山曼荼羅」の継承や、アールブリュット(生の芸術)の啓蒙にも取り組んでおり、特定非営利活動法人「工房COCOPELLI」では、知的障害をもつアーティストの制作や発表活動のサポート及びコーディネートを手がけている。日本美術家連盟会員。人人展呼びかけ出品作家(2001年より毎回出品)。アートNPO「工房COCOPELLI」副理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。