内容説明
教育とは、子どもたちに社会を生き抜く力を蓄えさせること。不便さから学び、困難に耐える強い心を培う教育の復興こそ、真に日本が復興する鍵。閉塞する現代教育の課題と向かうべき方向を示す。
目次
第1章 がんばろう、大震災からの復興(被災地の思いを共有することが大切―国家、国民にとっての危機;世界が驚き尊敬した被災者の行動―日本の教育が築いた国民性 ほか)
第2章 がんばろう、日本の教育(若者に明日の日本を託す―教育は次世代へのバトン;教育と百年の大計、将来の日本のあるべき姿―教育が人と国をつくる ほか)
第3章 がんばろう、教師たち(真の教育は信頼関係の構築から―教師と生徒のあり方;子どもたちに夢や希望、勇気を与える―教師としての使命 ほか)
第4章 がんばろう、家庭、そして地域社会(人間教育の原点は家庭の躾―親と家庭教育のあり方;モンスター・ペアレント、エゴには毅然とした対応を―保護者にも道理を貫く ほか)
著者等紹介
桃井正彦[モモイマサヒコ]
昭和36年、福岡県京都郡犀川町(現みやこ町)に生まれる。昭和58年、行橋市役所の職員となり、主として広報を担当し、県広報功労者表彰(平成4年2月)。また長年、ボランティアとして地域の少年の船活動の指導員として夏休み期間中に沖縄を訪れ、子どもたちの健全育成や平和教育に携わる。平成6年3月、行橋市役所を退職、4月から福岡県の高等学校教諭となり、福岡県立小倉東高等学校に赴任。生徒会の顧問として神戸の仮設住宅との交流にも関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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