出版社内容情報
女海賊にお菓子作りを教えることになったわかったさん。自分にもできるかんたんなお菓子を教えないと命をもらう、と言うのです。
小学校低学年以上向き
内容説明
ファンタジーの世界で、おかし作りのレッスン。マドレーヌひめの手下が、わかったさんにいいました。「おしえろ。おしえないと、かいがらの雨をふらせる。」いったい、なにをおしえろというのでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
33
こまったさんシリーズよりは読み込んでないわかったさんシリーズ。年代の問題か私が辛党だからか?笑2018/09/19
レモン
32
最後はわかったさんが海賊の親玉のお姫様に作り方を教える回。クリーニングのお客さんが海賊だから先に代金をもらっておけ、と言われるシーンが、このページ数の児童書にあまりない表現で新鮮。そういえばマドレーヌはどうして貝殻の形なんだろう。色々と蘊蓄を調べてみたくなった。何億、何十億の価値があるお札だが3000万しか払えないという教授に、3000円でいいという太っ腹わかったさん。汚れた心を持つ大人には、このシリーズを純粋に楽しめないかもしれない。2025/01/10
白雪ちょこ
17
マドレーヌと言えば、確かに貝殻の形をしているため、海と繋がる連想というのもまた新しく、わくわく感が詰まっている一冊となっていた。 マドレーヌ姫が作ったから、このケーキの名前がついた、というのもとても可愛らしい。しかし、まさか海賊とも繋がりがあるとは。 挿絵も可愛いらしく、今回も楽しく読めた。
深青
16
マドレーヌ…食べたい!ってなりました。一時期お菓子作りに嵌っていたのはこのシリーズに出会ったからもあると思う。2017/11/12
はるき
15
マドレーヌというお菓子がオシャレで憧れた。今はそれこそ多種多様なお菓子が売っているが、この本を最初に読んだ時は、今ほどお菓子の種類が無かった気がするなぁ。(私が知らないだけ?)海賊のためにお菓子作りをするんだが、一緒にお菓子作りをするのは凄く楽しそう。2015/09/25