内容説明
「受精卵と娘は大して変わらない」山中教授のこの新しい「思考の帽子」が「ノーベル倫理学賞」とも評された「生理学・医学賞」へと導いた。なぜか?
目次
第1章 人受精胚の身分―日本の生命倫理政策批判
第2章 iPS細胞研究の共犯可能性
第3章 着床前診断と人間の尊厳―クヴァンテ論駁
第4章 H.ヨナスの未来倫理学―存在の不可侵性
第5章 人類Menschheitに対する犯罪―ヤスパースとアーレント
資料1 人間の尊厳を方位とする生命倫理アトラス
資料2 胚保護法 Gesetz zum Schutz von Embryonen―ESchG,13.12.1990
資料3 NIPT
著者等紹介
盛永審一郎[モリナガシンイチロウ]
富山大学名誉教授。1948年千葉市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程中退。研究テーマは実存倫理学、応用倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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