内容説明
ネグレクト・過干渉・暴力・虐待・「サイコパス」という名の猛毒…。母と決別した毒親サバイバーが明かすあらゆる心の棘を抜き去る技術。書くだけで勇気が湧いてくる「解毒ノート」付。
目次
1 自覚―毒親の持つ棘を知る
2 共感―解放された人々の物語を共有する
3 勇気―毒親と対決する勇気を磨く
4 決別―真実と向き合い、過去に別れを告げる
5 対決―親と向き合い、気持ちを冷静に伝える
6 解放―気持ちを整理し、新たな一歩を踏み出す
7 Q&A―対決前後の不安を消す
著者等紹介
影宮竜也[タゲミヤタツヤ]
毒親専門カウンセラー。親子問題解消カウンセリングスクール「器塾」代表。サイコパス気質の実母との裁判を経て、絶縁を経験。三十数年にわたる毒親支配から脱出した「毒親サバイバー」。毒親育ちの子どもを毒親の支配から解放し、親からの自立までをサポートする「親子の確執解消のプロ」として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梅ちゃん
26
毒親という言葉を初めて知りました。 毒親の持つ棘には 「肉体的暴力」の棘 「精神的暴力」の棘 「放置(ネグレクト)」の棘 「過干渉」の棘 「性的暴力」の棘 の五つのタイプがある。 そして、これらとは異質で強力な「毒」を持つ親がいると。 しいて言えば、どれかに当てはまるのではないかと感じる。 つい手を上げることも、暴言を吐くことも、ほったらかしにすることも、かかわりすぎることも。 戒めとしたい。2014/12/12
caramel
15
こちらの本も参考になりました。著者の体験談なども踏まえていて凄く分かりやすかったです。やっぱりこういう本は読んでいると色々な事を思い出して苦痛を伴うし、むしろ精神上余計良くない位人生辛くなる気がするけど、それでも乗り越えたいので出来る限り自分と向き合っていきたいと思う。2022/06/17
虹
7
『毒になる親』の日本語バージョンというかんじ。著者自身の母親がサイコパスぎみだったという経験から心にひびく言葉が多いですね。親がサイコパス精神病質型の場合、対決をしてはいけないとかいてあります。その理由は..読んでみてください。確かに!としかいいようがありませんでした。日本じゃ確率的に100人にひとりくらいらしいです。親の顔色関係なく、気分も自由で自立した人生の人が増えますように。2015/01/14
ジャンズ
6
程度の差はあるにしても、この本に書かれている様な棘をほとんどの人は刺されてきているのではないでしょうか?サイコパスとの境界線にいるのが我が母親。中途半端な対決をしてきて現在に至る。年を重ねながら「死」をもっての別れを待っていましたが、自分の時間も大切なものと気づきました。毒親との対決、別れのハードルは高いけれど今、少し背中を後押しされ、自分を生きて行くことに進んでみようと思いました。2015/03/10
maimai
6
読んでいて「あっ」と驚かせられる内容でした。少々子供の目線から書きすぎじゃないかという印象はありましたが、内容としては心理学に基づく内容で深かったです。いま現在、対人関係や強迫神経症などの精神病に苦しんです方は読んで損はありません。2015/02/22
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