LAPUTA BOOKS
ブラックアジア―売春地帯をさまよい歩いた日々〈第1部〉カンボジア・タイ編

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784905055136
  • NDC分類 368.4
  • Cコード C0026

内容説明

売春婦と呼ばれ、社会から蔑まれながらも必死で生きている女たち―。女たちはどこから来て、どこへ行くのか。どんな重荷や歴史を背負っているのか。何が彼女をそうさせたのか。インターネットの闇の世界でひっそりと、しかし熱狂的に読み継がれ、数多くのフォロワーを生み出してきた伝説のサイト「ブラックアジア」。影響されてアジアに“沈没”する読者が続出した代表的コンテンツ、初の書籍化!!

目次

70ストリート。プノンペンでもっとも荒廃していた売春地帯―カンボジア
内斜視の娘と、あばた肌の娘。純真さは、どこから来るのか―カンボジア
ワイルド・マリー。野良仕事をする女性の手は嫌いではない―カンボジア
冷気茶室。男の天国、女の地獄と呼ばれた、バンコクの魔窟―タイ
カンボジアの置屋。「置屋」とは一体どういう場所なのか?―カンボジア
ホームシック。狭い部屋の中で母親に手紙を書くベトナム娘―カンボジア
男をカモにする女。女が計算に弱いとは、誰が言ったのか?―タイ
ベトナムから来た娘。カンボジアの売春地帯で地獄にあえぐ―カンボジア
切ないほほえみ。スワイパーの、哀しい眼をして男を見る娘―カンボジア
テルメ。バンコクの援助交際バーに、売春女性が一堂に集う―タイ〔ほか〕

著者等紹介

鈴木傾城[スズキケイセイ]
出身不詳。年齢不詳。職業不詳。経歴不詳。20歳の頃、初めてタイに放浪の旅に出る。当時、東南アジア最大の歓楽街と言われたバンコクのパッポン地区で、同じ20歳の女性と出会って売春地帯に堕ちて行く。以後、放浪を繰り返す人生になる。2000年、東南アジアで知り合った女性を忘れないようにと同名のサイトを立ち上げ、カルト的な人気を得る。2006年、事故と体調悪化で3年のブランク。その後、再びサイトを再開して現在に至る。他にもブログ「ダークネス」を主宰、こちらも熱狂的なフォロワーを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピエール

5
昔から、多くの国で売春を禁止していることに疑問を感じていましたが、この本を読んでその思いを更に強くしました。売春を合法にすることでむしろ健全にできる部分が多いのではないかと。ただ、そのような社会正義的な表現も一部ありますが、全体としては様々な売春婦と作者のセンチメンタリズムが書かれている作品です。私は良い本だと思いました。ただの男の勝手な感傷かもしれませんがグッと来ます。もちろん、売春・買春・売春婦に目くじらを立てている人には勧められませんけれど。2014/08/08

モモレモン

3
人気サイトの本なので期待しましたが読みものとしては稚拙。 著者の男性が買春→かわいそうだな→こりずに買春。というただ繰り返すのみで途中で飽きてしまう。 素人のルポと割り切って読むなら悪くはないと思う。 2014/08/19

pochi

3
「インターネットの闇の世界でひっそりと、しかし熱狂的に読み継がれ…」という紹介文に魅かれる。  こうゆう主観たっぷりの文体は、つい自身と重ねてみたりしてしまう。  過去に果たせなかった漂泊の生活、今でも夢想する破滅的な願望。  そうゆう男の感傷的な部分に触れる書です。 2014/07/28

GAKU

2
途中で辞めた。2014/11/12

akanishi

1
最後まで読んだが、ま、同じことがずっと書かれているかなという印象2016/09/28

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