出版社内容情報
山脇百合子さんが語る、幼いころのこと、絵を描きはじめたころ、そして子育てと絵本作りに励んだころのこと……。
絵が生まれる背景にあった暮らしや思いを、著者自身の言葉で丁寧につづったエッセイ集。「お話好きな女の子が絵を描いたなら……」「私が思う、いい絵」「こんなお母さんでした」など24編を収録。オールカラーで、挿絵もたっぷり入っています。著者存命中の2018年にまとめられた、貴重なメッセージに満ちた1冊です。
【目次】
内容説明
絵本作家の山脇百合子さんが語る、絵のこと、そして絵が生まれた暮らしのこと。頁をめくるたびに、あたたかな思いにつつまれるエッセイ集です。
目次
私が子どものころ(ガブリちゃんと最初の記憶;お話の好きな女の子が絵を描いたなら…;大好きだった本 ほか)
子どもの本の画家として(絵を描きはじめたころ;画業修業時代;絵を描くとき ほか)
母として子どもと一緒に(こんなお母さんでした;子どもとごはん;夫と義母と ほか)
著者等紹介
山脇百合子[ヤマワキユリコ]
1941年東京生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。2022年9月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
83
【山脇百合子さんは、子どもの本の画家です】絵が生まれた背景にある画家の暮らしや思いが綴られたエッセイ集。山脇百合子さんは1941年生まれで、2022年9月にご逝去された。「はじめに」で編者は、<『ぐりとぐら』や『けんた・うさぎ』に代表される作品の多くは、姉の中川李枝子さんによる物語に妹の百合子さんが絵をほどこしたもので、今日までたくさんの読者に愛されてきました。百合子さんの絵に描かれた子どもたちは、生き生きと懸命に生きていて読者の子どもたちにそっと寄りそい、いつの間にか大切な友だちになってくれます>と。⇒2026/06/07
がらくたどん
64
私が「百合子さんの絵」に出会ったのはやっと文字が読めるようになった頃。出版からそんなに年月が経っていない『いやいやえん』という本。もちろん当時の私は作者の名前なんて見ないから知らなかったけれど百合子さんは山脇さんじゃなくてまだ大村さん。面白いお話に絵を付けるのは楽しいからお姉さんの書くお話しの中に入りたい。見ないと書けないからスケッチブックを抱えて出かけていく。子どもは8時に寝るものだと堅く信じていたから起きている時間は楽しませなくてはと思っていた。真直ぐなおおらかさが眩しい挿絵満載の柔らかなエッセイ♪2026/04/24
ふう
27
作者はあの「ぐりとぐら」シリーズの絵本画家。物語を書いた中川李枝子さんの妹さんです。二人の子ども時代、家族の穏やかなつながり、そして自身が母親となってからの子どもとの向き合い方などが、やさしい言葉とおなじみの絵で綴られています。一見想像して描いたと思われるような絵ですが、必ず対象をじっくり観察して描いたとありました。そういう基本があってこその擬人化なんですね。『ただひたすら子どものことをかわいがって。子どもが話しかけてきたら話を聞いてあげて。』忙しさにかまけて半分しかできなかったとちょっと切なくなりました2026/09/15
HISA
20
☆☆☆イラストが沢山あって楽しい本。子煩悩なお父さんと、本や料理が好きなお母さんのもと、のびのびと育ったんですね。絵を描くときに気をつけていることは、言葉に忠実であること、独りよがりにならないことだそうです。これはとても難しいのかもしれないですね。スケッチを大切にされていた事もよく分かりました。とても暖かい気持ちになりました。2026/07/09
みよちゃん
16
ぐりとぐらが大好きだった娘もおおきくなり、絵本も二代目に。挿し絵も本文もすっかり絵の中に入り込んでしまった。絵本を作る時とお母さんとしての優しさを同時に感じて、羨ましかった。タシャ・チューダさんの暮らし方も素敵だったが、こちらもほのぼのとしてよかった。2026/05/19




