日韓同時代人の対話シリーズ<br> 酔うために飲むのではないからマッコリはゆっくり味わう

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日韓同時代人の対話シリーズ
酔うために飲むのではないからマッコリはゆっくり味わう

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  • サイズ A5判/ページ数 149p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784904855287
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0095

内容説明

さあ、詩のことばで語り合おう。日韓を代表する詩人ふたりによる未発表対詩のほか、代表的な詩作品、エッセイを収録。日韓同時出版!

目次

対詩
詩(谷川俊太郎(二十億光年の孤独;かなしみ;ほん;自己紹介;臨死船)
申庚林(冬の夜;葦;息苦しい列車の中;さすらいびとの唄;ラクダ))
対談(東京篇;韓国・パジュ篇)
エッセイ(申庚林『阿呆どうしは顔さえ合わせりゃ浮かれ出す』より;谷川俊太郎「自伝風の断片」より)

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第四回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第三十四回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第一回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で第一回鮎川信夫賞など、受賞・著書多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。近年では、詩を釣るiPhoneアプリ『谷川』や郵便で詩を送る『ポエメール』など、詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している

申庚林[シンギョンニム]
1935年忠清北道中原郡(現、忠州市)に生まれる。東国大学英文科卒。1956年『文学芸術』に「葦」などの詩を発表して創作活動を開始。処女詩集『農舞』以来、民衆の暮らしに密着したリアリズムと優れた抒情性、伝統的なリズムを採りいれた詩によって韓国現代詩の流れを一挙に変え、「民衆詩」の時代を開いた。1970年代以後は文壇の自由実践運動、民主化運動で重要な役割を果たした。万海文学賞、韓国文学作家賞、怡山文学賞、丹斎文学賞、大山文学賞、空超文学賞などを受賞

吉川凪[ヨシカワナギ]
大阪生まれ。翻訳家。新聞社勤務を経て韓国に留学、仁荷大学国文科大学院で韓国現代文学を専攻。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かふ

12
日韓両詩人が対詩や対談を通して2012年からの交流。それぞれの詩とエッセイ。一番興味を引いたのはシン・ギョンニムのエッセイだった、日本占領時代から解放、そして朝鮮戦争へと激変していく社会で校長先生の振る舞い方がどこにもいるな、こういう人は。日本統治時代は朝鮮語を使う生徒は許さず、解放後は日本語を使うことを許さず、朝鮮戦争では米軍に取り入り左翼教師を追放して、文教部次官に出世し国会議員になった。学校の運動場の桜は全て切られて、ムクゲが植えられた。2019/11/27

風花

10
言葉は風のように、また光のごとく、いくつもの海も山もたやすく越えて、遠くの町にもとどく。よい言葉もよくない言葉も。日本人はいつから韓国のことを「近くて遠い隣国」というようになったのだろう。谷川さんと申さんの対詩や対談を読んでいると、本当にわからなくなる。お互い初対面にもかかわらず、まるで「やあ、元気だったかい?最近そっちはどう?」なんて、旧知の友と交わす挨拶のように、二人の間にはなんの隔たりもない。そうすることが当たり前のように、自分を語り相手を語り、互いの国や詩について語る。→2017/05/24

貧家ピー

8
日韓の詩人ふたりによる対詩、詩作品・エッセイを収録。 二人の中では、どこか共通点を感じているようだ。肩を組んだ二人の写真がそれを物語っていた。韓国では日本よりも詩が売れているようだ。 2021/05/01

ジョナ

5
日韓の同時代の詩人による、対詩(順番に詩を作っていく連詩ではなく、二人だけで作ったもの。この対詩は、規則は設けず、東京ーソウルで行き交うメールにより、2014年1月から6月末にかけて断続的に行われた。)と、二度の対談、各氏の幾つかの代表的な詩とエッセイによって成る本。二人の作品のみならず生い立ちや生き方がそっくりで、びっくり。国と言語は違えど、同じ世界を見ているのだなあ。翻訳者の吉川凪さんが、良い仕事をしている。日本語もハングルも味わい深かった。学ぶために読むのではないから詩人の言葉はゆっくり味わいたい。2015/11/08

cochou

0
詩に行き詰まると 時々金平糖を口に放りこむ 色とりどりの異形の星 その小さな角が舌の上で溶けてゆく 幼児の無邪気を失いたくない 俊 野ばらの香りに部屋に満ち 麦熟れる匂い鼻をくすぐる 初夏の夜風は容赦がない 僕をこんなに 見さかいなく浮き足立たせて 庚2020/09/12

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