内容説明
さあ、詩のことばで語り合おう。日韓を代表する詩人ふたりによる未発表対詩のほか、代表的な詩作品、エッセイを収録。日韓同時出版!
目次
対詩
詩(谷川俊太郎(二十億光年の孤独;かなしみ;ほん;自己紹介;臨死船)
申庚林(冬の夜;葦;息苦しい列車の中;さすらいびとの唄;ラクダ))
対談(東京篇;韓国・パジュ篇)
エッセイ(申庚林『阿呆どうしは顔さえ合わせりゃ浮かれ出す』より;谷川俊太郎「自伝風の断片」より)
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第四回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第三十四回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第一回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で第一回鮎川信夫賞など、受賞・著書多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。近年では、詩を釣るiPhoneアプリ『谷川』や郵便で詩を送る『ポエメール』など、詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している
申庚林[シンギョンニム]
1935年忠清北道中原郡(現、忠州市)に生まれる。東国大学英文科卒。1956年『文学芸術』に「葦」などの詩を発表して創作活動を開始。処女詩集『農舞』以来、民衆の暮らしに密着したリアリズムと優れた抒情性、伝統的なリズムを採りいれた詩によって韓国現代詩の流れを一挙に変え、「民衆詩」の時代を開いた。1970年代以後は文壇の自由実践運動、民主化運動で重要な役割を果たした。万海文学賞、韓国文学作家賞、怡山文学賞、丹斎文学賞、大山文学賞、空超文学賞などを受賞
吉川凪[ヨシカワナギ]
大阪生まれ。翻訳家。新聞社勤務を経て韓国に留学、仁荷大学国文科大学院で韓国現代文学を専攻。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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