内容説明
一人の画家が、フィリピンBC級戦犯の赦免運動を通して訴え続けた。平和とは。モラルとは。
目次
第1章 故郷(生い立ち;少年期から青年期)
第2章 画家として(東京へ;日中戦争と辰夫;古瀬少将との出会い)
第3章 嘆願―『赦し難きを赦す』(一九四九年―東京へ;ふたたび東京へ―フィリピンへの発信;フィリピン・キリスト教連合会へ;布部からフィリピンへ;キリノ大統領の声明)
第4章 その後の加納辰夫(「世界児童憲章制定」への切望;フィリピン訪問;平和を求め続けて)
著者等紹介
加納佳世子[カノウカヨコ]
安来市加納美術館館長。学芸員。1944年11月京城(ソウル)に生まれる。1945年9月島根県能義郡布部村(現・安来市広瀬町布部)に家族と共に引き揚げる。広島大学教育学部卒業。大阪府小学校教諭、薫英女子短期大学講師を歴任。2012年6月より公益財団法人加納美術振興財団理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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