内容説明
古地図マスター厳選!10エリア・13コースの街歩き。オールカラーで古地図47点一挙掲載!古地図を見られる博物館&古地図探し指南も収録。
目次
地図編(梅田―拡大する「キタ」の核。;中之島―大阪の顔になった島。;御堂筋―海と船場の物語。;ミナミ―膨張するモザイクタウン。;天満―堀の名残に歴史あり。 ほか)
街歩き編(梅田―「キタ」と梅田、変遷の足跡をたどる。梅田の神さん、仏さんに出会う。;中之島―中之島の西で、歴史のディテールを探す。田蓑橋にまつわる古代史の謎?;御堂筋―海の物語を訪ねて。;ミナミ―小さな神仏と路地でめぐるミナミ。;天満―堀川の名残を追いかけて。 ほか)
著者等紹介
本渡章[ホンドアキラ]
1952年大阪生まれ。作家。編集者などを経て、文筆業に。1996年、第三回パスカル短篇文学新人賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぼっちゃん
9
地図編では、古地図で現在とどのように変わって行ったかを知り、街歩き編では、現在も残っている碑や建物を歩き変遷を楽しめるようになっており、一度ぶらぶら散歩してみたいと思った。2017/07/09
ヂュウウウ
2
イケフェスで巡った界隈をこの地図を見て余韻に浸っている。昔は、大阪の中心は御堂筋ではなく堺筋だったんやな。確かに北から金融関係の北浜、薬問屋の道修町、今でも名残あるある…って振り返ったり、ショッピングはやっぱり堺筋の三越より心斎橋の大丸だったんやな〜ヴォーリズ建築やしな。と、ヴォーリズ建築好きにはその辺にも思いを馳せると個人的にはより楽しい。 2018/11/02
三毛子
2
こういった本は断片的なこぼれ話の集まりが多いけれど、これはきちんとテーマを絞った10件を掘り下げていて読み応えがありました。 地図もカラーで、文庫版ではないので、まあまあの見やすさ。 本当は大きな地図を片手に現地を歩ければいいんだろうなー。2018/01/13
わ!
0
実際に、古地図をもとにして大阪の町を歩いてみて、本が執筆されているところも面白い。読むと、実際に大阪を歩いてみたくなる一冊だ!ピックアップされる場所も、「梅田」、「ミナミ」、「中之島」、「御堂筋」、「天満」、「京橋」、「天王寺・阿倍野・住吉」、「十三」、「大正区」、「平野」…なぜ「キタ」は「梅田」として記述されているにもかかわらず、「ミナミ」は「難波」出なく「ミナミ」のままなのかも不思議だし、「大正区」は「大正区」として記述され、「平野」は「平野」であって「平野区」ではないところも面白い。2018/04/14