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内容説明
映画制作と同時進行で執筆されたアンダーグラウンド・シーンの貴重な記録となる一冊。「自由が最高!」と叫び続けたやつらのロックンロール群像クロニクル。
目次
第1章 創造(恐れ知らずの若造;SEXという名のバンド;SYZEが放つ生の歌 ほか)
第2章 再生(異世代から来たベーシスト;愚かなるブルース;どっこい!俺たちゃ生きてるぜ ほか)
第3章 反逆(去りゆく者帰ってきた者;バビロンをぶち壊せ;同志は倒れぬ ほか)
著者等紹介
志田歩[シダアユミ]
1961年東京生、一橋大学社会学部卒業。情報誌「ぴあ」の音楽担当社員として勤務したのち、フリーランスのライターとして『ミュージック・マガジン』『レコード・コレクターズ』などの音楽誌を中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TomohikoYoshida
13
フールズの本が出たなんて、感無量としか言いようがない。好きなバンドは?と聞かれたら、フールズと答えてたし、今もそうだ。伊藤耕の生まれから、フールズがなくなるとき、そしてその後がダイナミックに描かれている。ドラマーのマーチンのコメントが丁寧な人柄が表れていて、とてもよかった。人はいつか死ぬが、生きている人の心の中に「ロス」の状態で残っている。なんてことを考えると、Silly Bluesの一節を思い出す。♪あばよ、俺のことは、忘れちまっていい。生きてるうちに、また、笑うためさ。2022/12/28
ますりん
4
映画「愚か者たちの歌」と同時進行の、伝説のロックバンド、THE FOOLSの評伝。昨年の映画完成イベントに鳥井賀句さんや山本政志さんが来てたなあ。当時、周りのパンクスたちが次々とコマーシャリズムに呑み込まれていく中で、その後のバンドブームにも距離を置き、ここまで権力や富に背を向けた人たちはいなかったんじゃなかろうか。そして、ブルースとファンクを同時に自由自在に扱える技術を持ったバンドもいなかったんじゃなかろうか。川田さんが亡くなる前年の2013年、4人揃ったフールズを生で観れたことはずっと忘れない。2023/01/21
takoyama
2
私の聴いていた時代の少し前で、接点もなくよく知らなかった。こんな人がいたのか。 でもきちんと抗議行動などをしていて真剣な生きざまを感じた。2023/07/27
sakichi
2
大作だ!映画も凄かった。当然フールズを聴きまくっている。復習したくなります。 2023/04/16
はるぞう
1
映画も見たけど、本も凄かった! ライブを実体験したくなるけど、それがもう叶わないのが残念で仕方ない。2023/11/12
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