内容説明
専門医が自分の専門とする疾患について、合併症などで関連する他領域の専門医に聞いてみたいこと、確認してみたいこと、知りたいことなどを“ざっくばらんに”話し合う対談シリーズ。本書では、糖尿病腎症患者についての臨床上の疑問を、同級生同士の糖尿病専門医と腎臓専門医が気のおけない率直なやり取りによって紐解いていく。
目次
その1 糖尿病腎症における蛋白制限
その2 糖尿病腎症と運動との関係
その3 風邪薬・鎮痛薬と腎機能低下
その4 糖尿病腎症における血圧コントロール
その5 透析導入後の各種コントロール
著者等紹介
大西由希子[オオニシユキコ]
朝日生命成人病研究所治験部長(糖尿病代謝科)。1994年東京大学医学部医学科卒業。同大学院医学系研究科内科学専攻修了(医学博士)後、朝日生命成人病研究所主任研究員を経て、2006年より朝日生命成人病研究所治験部長。日系アメリカ人と日本人の糖尿病比較研究、耐糖能異常発症の疫学研究、糖尿病臨床および治療薬の開発・治験に従事。日本糖尿病学会専門医、日本内科学会専門医。三児の母
和田健彦[ワダタケヒコ]
東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科。1994年東京大学医学部医学科卒業、同大学院医学系研究科内科学専攻修了(医学博士)後、2002年よりワシントン大学(米国・シアトル)に研究留学。以来、腎炎・ネフローゼ・腎不全について糸球体足細胞傷害の観点から研究を進めている。2006年より東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科助教として腎臓内科一般臨床および教育・研究に従事。日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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