内容説明
田園回帰で拓くセカンドライフ、多彩な体験例。野菜や果実の栽培と販売のための工夫、農家民宿・レストランの経営など、趣味ではなく、ビジネスとして取り組んでいる20組の実例集。生涯現役のモデルがここにある。
目次
第1章 自然に還って耕す新しい暮らし
第2章 小さな農で稼ぐ
第3章 こだわりの農で拓く第二の人生
第4章 農でつむぐコミュニティ
第5章 人生二毛作 農で起業
第6章 人生90年時代の定年就農、田園回帰
第7章 農業を始めるための準備
就農・移住のための資料
著者等紹介
神山安雄[カミヤマヤスオ]
1948年生まれ。上智大学経済学部卒業。法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了。1973年全国農業会議所に入り、全国農業新聞編集部長、全国新規就農相談センター所長などを経て、2005年退職。現在、國學院大學経済学部・法政大学経済学部で兼任講師(農業経済)を努めると共にフリーの農政ジャーナリスト・評論家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Humbaba
8
農業で食べていくのは容易ではない。特に、始めてから数年は経験値も積んでいないため予想もしない方向からの被害を被ってうまくいかない事が多い。そのような事態を充分に織り込んでおかないと折角リタイアして新しい人生を歩もうと考えていたことが失敗に終わってしまいかねない。2017/05/03
okatake
2
就農なので、事業として農業を行っている方のレポート。セカンドライフとして自然の力を得てできるのは魅力あります。 私自身は、業としてまでは考えていませんが、定年後の家庭農園、野菜の自給自足化をめざし、土と自然の中でどのような形で生活できるか、後残りの日々で考えていきます。その一歩になりました。2016/10/20
ふわふわ
1
年金を貰いながら農業をすることは可能。年金が貰えないと農業は厳しいかもしれない。2023/08/20
おーうち
1
定年後に農業を初める工夫がたくさん書いてあった。ですが数年は赤字だったり1haあっても思うように収入がない時期があったり。ここに紹介されているのはある意味で成功例と思いますが、それでも年金があるからやっていけるというコメントが多い。ここに載っていない失敗例もたくさんあるだろうと思う。農業はホントに甘くない。楽しくやらないと。ネットも活用。近所とのつながり。小さく始める。多品目の工夫。果物。人のやらない作物。JIS有機認証。海外展開。農業工場。いろんな情報があり自分だったらどうするのか、一瞬考える。2020/08/29
Nobfunky
1
皆さんやっておられる。勇気を貰った。後は実践するのみ。情熱と準備と算盤を携えて。2018/08/08