出版社内容情報
たとえ哲学ではないとしても、それはそれでかまわないのだが、それでも何であれ哲学になる。
「好きな書き物を、好きなように」書き続けてきたらそれは哲学になったと語る著者は、つねに哲学を更新し続ける。「現実を知っている」とはどういうことか? 誰もが抱く疑問の先には、最高難度の哲学的探究が待っている。
内容説明
たとえ哲学ではないとしても、それはそれでかまわないのだが、それでも何であれ哲学になる。「好きな書き物を、好きなように」書き続けてきたらそれは哲学になったと語る著者は、つねに哲学を更新し続ける。「現実を知っている」とはどういうことか?誰もが抱く疑問の先には、最高難度の哲学的探究が待っている。
目次
序章 問いを問うを問う
第1章 「離別と死別」の伏線はどのように回収されるのか
第2章 現実性の円環モデルによる「創発」試論
第3章 可能性から潜在性へ―円環モデル再説
第4章 現実と実在と潜在と
第5章 懐疑論・検証主義・独我論から独現論・汎現論へ
第6章 〈〉についての減算的解釈―独在性から現実性へ
第7章 意識とクオリア
第8章 現実在の哲学
終章 たとえ哲学ではないとしても
著者等紹介
入不二基義[イリフジモトヨシ]
1958年11月11日生。神奈川県立湘南高校卒業、東京大学文学部哲学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程満期退学。専門は哲学。青山学院大学教育人間科学部心理学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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