内容説明
目の前の小さな利益や効率やテクニックへの執着を手放し、周りの方の笑顔や喜びの中で幸せを見つけていく、そしてそういう人こそが本物の繁栄を手に入れる。そんな時代が来ていると思います。次世代に誇れる今をつくり、かっこいい背中を見せるということの、何かヒントをこの本から得て頂ければ幸いです。
目次
第1章 「違和感」
第2章 「利益」
第3章 「後悔」
第4章 「素直」
第5章 「言葉」
第6章 「下坐」
第7章 「謙虚」
第8章 「背中」
第9章 「純粋」
第10章 「必然」
著者等紹介
香月敬民[カツキタカオミ]
昭和50年福岡県生まれ。立命館大学文学部哲学科卒業。住宅メーカーで15年営業をした後、売り手側から離れた立ち位置でお客様の家づくりをサポート出来るようにと、家づくりコンサルタントとして独立。ハウジングストーリー代表。中村式永業塾福岡ステージリーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
1
人は損得で動いてしまう事がよくある。目先の利益にとらわれず、その人をどのようにして幸せにしてあげるかを考えるなど営業にかかわらず人が生きていく上で大切な事が書かれている教科書のような本。謙虚さ、素直さ、感謝の気持ちがいかに大事かをあらためて気づかされたし仕事をはじめる時の初心を思い出させてくれた。2014/04/12
T. S
1
ビジネス小説にはテクニックの指南書等がありますが、著書は仕事に携わる人間としての心構えや在り方について書かれています。 「心が技術を越えない限り技術はいかされない。」 「やり方ではなく、在り方が重要。そのためにも、人間力を高めていく必要がある。」 「逆境に対して感謝を学び、順境に対して謙虚を学ぶ」 等、本に記されている内容は著者自身が常日頃から当たり前のように実践されて、人間力を高めていると思います。私は著者にお世話になった事があり、人として大変素晴らしく、技術も併せ持った方で、見習いたいと思いました。2013/10/20
kumax
0
効率・利益・テクニック・競争。これらの語が飛び交う中、息詰まり感があった自分にとって、いろいろな気づきがあった。息詰まっていた理由も分かった気がする。 永業。これを筆者は「職業としての営業ではなく、常に人として成長し続ける生き方として、仕事のやり方よりも、むしろそういう人としてのあり方を追求する道」。そんな表現で語っている。目先のことに捉われていた小さな自分を見つめ直すいいきっかけを与えてくれた。この本は今後の人生を歩んでいく中で道標的存在になるくらい衝撃を受けた。この本との出会いは感謝しかない。2021/05/04