内容説明
何がこの国における老いを治めることを可能としてきたのか?高齢者が「少数派の中の多数派」「マイナーの中のメジャー」となっていく歴史的ダイナミズムを跡付ける。
目次
第1部 老いをめぐる政策と歴史(在宅介護福祉労働はいかに担われてきたのか;1980年代以降の高齢者に対する税制改正を伴った医療制度改革の現在;老いをめぐる政策と歴史 ほか)
第2部 老いの周辺をめぐる政策と歴史(日本のリハビリテーション学における「QOL」の検討;人工腎臓で生きる人々の運動と結実;1970年代の血友病者たちの患者運動と制度展開 ほか)
第3部 老いを治めるということ(「脆弱な生」の統治;折り重なる悲鳴;“ジェネレーション”を思想化する ほか)
著者等紹介
天田城介[アマダジョウスケ]
1972年埼玉県浦和市生。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。社会学。日本学術振興会特別研究員、立教大学社会学部助手、熊本学園大学社会福祉学部助教授などを経て、現職
北村健太郎[キタムラケンタロウ]
1976年生。立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー。社会学
堀田義太郎[ホッタヨシタロウ]
1974年生。日本学術振興会特別研究員PD。倫理学、障害学、生命・医療倫理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 校註 保元物語