スワンプランディア!

個数:

スワンプランディア!

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月24日 02時06分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 510p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903500805
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

南フロリダの湖沼地帯。マングローブ林の中の家族経営のワニ園“スワンプランディア!”は、開園以来の危機を迎えていた。パパの司会のもと、ワニだらけの池に飛び込んでみせるたったひとりのスター、ママのヒローラ・ビッグツリーががんで死んでしまったのだ。客足は遠のき、暇にまかせて姉のオッシーは怪しげな降霊術?にのめり込む。パパは本土へ“スワンプランディア!”のリニューアル資金を稼ぎに渡り、兄キーウィは本土のライバルのテーマパーク“暗黒の世界”に忍び込む…2012年度ピュリッツァー賞小説部門最終候補作!!

著者等紹介

ラッセル,カレン[ラッセル,カレン] [Russell,Karen]
1981年、フロリダ州マイアミ生まれ。2006年に短編集St.Lucy’s Home for Girls Raised by Wolvesが出版され、The New YorkerやGranta誌上で注目すべき若手作家に選ばれる。最初の長篇小説である『スワンプランディア!』はニューヨーク・タイムズの2011年のベスト10に選ばれ、2012年度のピュリッツァー賞フィクション部門の最終候補となるなど全米で絶賛され、各国語への翻訳も進んでいる

原瑠美[ハラルミ]
1982年生まれ。翻訳者、イラストレーター。京都大学文学部卒。ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)比較文学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

54
ちょっとロングなストーリーでしたが、大自然豊かなフロリダのエバーグレーズが舞台というので、釣りファンの私にはワクワクで読めました。カレン・ラッセルの世界観は現実的描写が大人の世界で、非現実なファンシーな描写が子供の世界ではないかと感じた、その行ったり来たりのラリー感が面白く読めました。読む人を一ヶ所にジッとさせない。いやぁ〜エネルギー使いました(笑)これでワニも読了です。2021/01/14

kiho

7
ワニ園という独特な場所に生きる家族…でも、ワニ園自体が立ちゆかなくなり、外の世界へ出て行くことで意外な展開へ☆現実なのか妄想なのか…あやふやな状況の中で必死に前へ進もうとする主人公のエーヴァ、読む側も湿地を行くがごとく…不思議な感覚にとらわれる一冊♪2014/09/11

ひとみ

6
フロリダでワニのテーマパークを経営していたビッグツリー一族。しかしパークの目玉だったアリゲーターレスラーの母の死と大型テーマパークの進出で経営は悪化。家族もバラバラに。降霊術にハマった幽霊と駆け落ちした姉を探しに妹のエヴァは怪しい男と沼の奥地を旅し、大学進学とパークを取り戻すために兄は商売敵のテーマパークだ働き始めるのだった。少女の成長と一家の再生、フロリダの大湿地帯の歴史をマジックリアリズムで綴じたような小説で面白かったが、一見ハッピーなようで楽園を追われたように読めるラストは少し切ない。2014/07/03

すけきよ

6
ワニ園という非日常がエーヴァの日常であるから、三兄妹にとっては外の普通の世界の方がファンタジー世界。特に母の跡を次いでワニレスラーを目指していたエーヴァは純粋培養された存在であるため、乗り越えるべき困難も、たどるべき冒険も、非常にハード。沼地の伝説である、死者の国の入り口、鳥を操るバードマン、草おんなと遭遇して、成長し、世界の真実を知っていく。母親の死によって、否応なく現実と向き合わなければならなくなったとはいえ、エーヴァには、世界をファンタジーとして捉えていて欲しかったなぁ、と言うのはエゴかな。2013/09/27

樹海迷路

5
湿地帯を舞台に、リアルさと、特異な世界が交差する物語。イメージの連鎖と、随所にユーモアを感じさせる新鮮な文体。カレン・ラッセル、天才かも。2016/05/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7295330
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。