内容説明
ケプラー、ニュートン、ハッブル、アインシュタイン、ホーキング。人びとは天空にいかなる宇宙を描き出したか。
目次
落下文明と古代の星座
時間計測と暦法の問題
空間認識と地図の発展
プラトンの問い「現象を救え」
二重コスモス像の世界
コペルニスク革命は革命か
ガリレオの望遠鏡と宗教裁判
ケプラーが聴いた天上の音楽
ニュートンのリンゴと万有引力
無限宇宙複数世界論の勝利
「時の矢」は宇宙の熱死を示すか
光の宇宙とアインシュタイン
ハッブルの後退する宇宙
宇宙探査とET問題
ビッグバン後の最新宇宙論
著者等紹介
金子務[カネコツトム]
大阪府立大学名誉教授。科学思想史、科学技術論、情報文化論。主な著書に『アインシュタイン・ショック』(河出書房新社/岩波現代文庫・サントリー学芸賞受賞)など多数。1933年埼玉県に生まれる。57年東京大学教養学部卒業。85年大阪府立大学総合科学部・同大学院人間文化研究科教授。97年図書館情報大学教授。99年帝京平成大学教授。大阪府立大学名誉教授。放送大学客員教授、国際日本文化研究センター共同研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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