内容説明
仙台藩刑事法の特質を幕府法、とくに江戸法の研究をも意識して。
目次
第1章 元禄一〇年六月幕府「自分仕置令」への対応(幕府刑事法準拠事例;幕府「自分仕置令」への対応)
第2章 警察機構の末端組織―目明し・徒者締り役・手先・被差別民(目明し;徒者締り役)
第3章 所晒と所仕置(所晒・所仕置関係法令と実例;所晒・所仕置の意義)
第4章 奴刑(藩政前期の奴刑;享保~延享期における奴刑の変容;奴身代金・代人制の登場;奴管理の諸側面;明治初年の奴刑)
著者等紹介
吉田正志[ヨシダマサシ]
1948年生。東北大学法学部卒業。岩手大学人文社会科学部助教授、東北大学大学院法学研究科教授を経て東北大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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