産経新聞社の本
心をつかむふろしきの美

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 103p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784902970289
  • NDC分類 383.9
  • Cコード C0077

出版社内容情報

●暮らしの中で日本人とともに歩んできたふろしき
ふろしきは、日本人のくらしとともに歩んできた。その使い方は、日本人の風俗、習慣、文化、伝統と切り離すことはできない。包んで楽しく、贈って喜ばれるふろしき。季節感もある。最近、また見直されてきたふろしきの「美」をカラーで美しく紹介する。

●現代人が失った大切なものを象徴するふろしき
ふろしきは、単なる包み物、実用一点張りのものではない。人のこころ、精神的な支えにもなる。嫁ぐ娘に親の思いを込めて贈るふろしき。男児の出産を祝い、立身出世の夢を託した鯉のふろしき。平和と幸せの象徴・鳳凰を染め込んだふろしき。心のうちの祈りや願いを託すという行為は、昔ながらの日本人を思い起こす。
つまり、ふろしきは現代が喪失した大切なものを映していると言える。

●筆者はふろしき研究会代表の森田知都子さん
森田さんは1992年に同会を発足させ、現代生活に生かすふろしきをテーマに伝統を踏まえながらも、それだけにとらわれない使い方や、包み方を研究、模索している。また、過剰包装を見直すことを提唱するなど環境問題にも取り組んでいる。

目次

四季をつつむ(寿文;梅染め ほか)
思いをつつむ(憲法;刺し子 ほか)
伝統をつつむ(唐草;語源 ほか)
時空をつつむ(うちくい;カンガ ほか)
明日をつつむ(エコバッグ;ゆかた ほか)

著者等紹介

森田知都子[モリタチズコ]
1947年(昭和22年)京都府生まれ。ふろしき研究会代表。本業はコピーライター。1992年に「ふろしき研究会」を発足させ、現代生活に活用するふろしきを探ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品