内容説明
やさしさと愛情あふれる語り口で汽車旅ファンを魅了したエッセイ集に、夕張駅再訪のルポを加えて復刊。静まりかえった雪原の駅、喧噪に包まれた街の駅、澄みわたる空を仰ぐ高原の駅など、北は声問から南は西大山まで、さまざまな表情を見せる駅のたたずまいを描く。全国スイッチバック駅・信号場(所)、国鉄臨時・仮乗降場など、国鉄の終焉を目前にひかえた1984年当時の貴重な資料も収録。
目次
東日本(天北線―声問(北海道)
宗谷本線―天塩川温泉(仮)、音威子府(北海道)
湧網線―浜佐呂間、常呂(北海道)
旧白糠線―北進(北海道) ほか)
西日本(大井川鉄道―千頭(静岡県)
加悦鉄道―加悦(京都府)
武豊線―武豊
名古屋鉄道―知多武豊(愛知県) ほか)
著者等紹介
種村直樹[タネムラナオキ]
1936年、滋賀県大津市生まれ。京都大学法学部卒業。毎日新聞記者を経て、1973年よりフリー。レイルウェイ・ライターとして文筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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