内容説明
本書は、著者自身が、川越について知ろうと毎月調べたことをまとめたものです。一昨年出版した『瓦版 川越今昔ものかたり―その一からその十二』、昨年出版した『瓦版 川越今昔ものかたり―その十三からその二十四』に続く三冊目です。
目次
花の春―黒船に乗り込んだ川越藩士、内池武者衛門
梅一輪―幕末の川越城主、松平周防守康英
春告げ鳥―川越氷川神社
春の夜の夢―川越のチンチン電車
若葉して―石川組製糸所川越工場
琴の音に―仙波東照宮と絵師、岩佐又兵衛
波の花―江戸時代の塩の仲買人、榎本弥左衛門
川越夜舟―川越の舟運
滝の音は―川越の仙波河岸
秋は夕暮れ―江戸時代の教育制度(寺子屋・家塾・私塾・藩校)
雁が音の―喜多院の五百羅漢
冬うぐひす―川越の蔵造り
著者等紹介
龍神由美[リュウジンユミ]
本名、原田由美。1957年生まれ、川越育ち。東京女子大学文理学部英米文学科卒。外資系輸送用機器メーカーに勤務
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