胡蝶奮戦―スターたちと過ごした日々

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784902431049
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

内容説明

ロマンか現実か、時代劇か現代劇か、昭和三十年代の映画黄金期に心揺れ動かし、熱演しつづけたスター女優の青春。

目次

序章 生い立ちから宝塚に入るまで
第1章 楽しかった宝塚時代
第2章 映画女優に転身して
第3章 『笛吹童子』のころ
第4章 抵抗の時代から松竹へ復帰
第5章 『ゼロの焦点』前後
第6章 松竹専属からフリーになって
終章 結婚、出産、引退

著者等紹介

高千穂ひづる[タカチホヒズル]
昭和5年(1930年)兵庫県深江生まれ。父は、プロ野球の名審判・二出川延明。神戸女学院から宝塚音楽学校へ。昭和23年、初舞台。宝塚では雪組の娘役で活躍。昭和26年、東宝作品『ホープさん』に出演、小林桂樹の相手役で映画デビュー。昭和27年、宝塚退団、松竹入社。昭和28年、東映へ移籍。翌年、映画『笛吹童子』で胡蝶尼を演じ、注目を浴びる。続いて『紅孔雀』が空前のヒット。中村錦之助、東千代之介とともに東映時代劇の人気スターに。その後、松竹へ移籍し、現代劇にも多数出演。昭和36年、『ゼロの焦点』『背徳のメス』でブルーリボン助演女優賞。松竹をフリーになり、大映、東映の映画のほか、テレビ、舞台にも出演。昭和39年、「月光仮面」の大瀬康一と結婚。連続テレビドラマでは、「アッちゃん」の母親役ほか、昼オビのメロドラマでヒロインを演じる。昭和48年(1973年)、テレビの「愛ある日々」を最後に引退。出演映画149本

藤井秀男[フジイヒデオ]
昭和27年(1952年)東京都目黒生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒。昭和61年、東京・飯田橋に私塾を開校。約20年間、中高生に英語を教え続ける。平成16年、出版社エコール・セザムを設立、語学書の執筆・編集に取り組む。近年は英語から映画へと関心の対象を移し、時代劇を中心に映画三昧の日々を送っている。「錦之助映画ファンの会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。