角川文庫
レオナルドの扉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041060599
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

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レオナルド・ダ・ヴィンチが遺したノートはどこだ?

実在した「ダ・ヴィンチの手稿」
名手・真保裕一が贈る、歴史冒険小説!

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イタリアの小村に住む若き時計職人ジャンは、祖父ベルナルドの技術を受け継ぎ、村の機械の故障を一手に引き受ける働き者。
暇な時間は村長の息子ニッコロとともに、秘密基地で「自走車」の模型を作ったりして遊んでいた。
ある日、村にフランス軍が侵攻し、ジャンの父のことを聞きたいと脅される。
祖父によると、ジャンが

内容説明

腕利きの時計職人ジャンは突如侵攻してきたフランス軍に幼いころ失踪した父のことを話せと脅される。祖父によると父はレオナルド・ダ・ヴィンチが遺した秘密のノートの行方を知るという。仏皇帝ナポレオンは戦争に利用しようとノートを狙っているのだ。謎の修道女に助けられたが彼女にも企みが…。ジャンは知恵と勇気を胸に、隠された数々の仕掛けに挑み、強大な敵に立ち向かう!実在の手稿が題材の手に汗握る歴史冒険小説。

著者等紹介

真保裕一[シンポユウイチ]
1961年、東京都生まれ。91年『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。96年『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞、2006年『灰色の北壁』で新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mocha

108
ダヴィンチが遺したノートを巡って、末裔である少年ジャンを追うフランス軍と謎の美女。ナポレオン時代のイタリアとフランスを舞台に、ダヴィンチ考案の武器を駆使して危機をすり抜ける。さながら少年版ダヴィンチ・コードだ。元アニメ畑の作家さんらしく、アニメ化されたら面白そうなスピード感。友情や倫理観の描かれ方、歴史背景の噛み砕き方などもわかりやすくて、子どもたちにおすすめ。2018/09/02

rosetta

25
お子様向けの冒険活劇。レオナルド・ダ・ヴィンチの残した三百年前のノートに書かれた新兵器の秘密を追って、ダ・ビンチ村に縁のある少年とナポレオンの部下、謎の美女が三つ巴。まるでドラえもんのポケットのように次々現れる都合のいい道具笑。アニメになりそうと思いながら読んでいたら、作者自身にその意図があったらしい。なるほど。2020/12/14

スプリント

13
題材がとても好み。 やや性急なストーリー展開ではありましたが楽しめました。2019/09/24

へ~ジック

8
ナポレオン時代のイタリアで、あのレオナルド・ダ・ヴィンチが残したノートを巡る戦いに巻き込まれた少年の物語だ。その趣は男の子版トゥーム・レイダー。出てくるダ・ヴィンチ・ガジェットの荒唐無稽さと来たら、僕があと30年若かったら夢中で恋してたのに。残念なことをしたよ。それと少年達の友情には心が暖まった。2019/03/08

run

8
子供向けなのかと読み始めたけど、そういう感じでもない。ストーリーは面白いんだけど、期待値が大きかったからかな。。キャラがもう少し魅力的ならなあ…と思いつつ読んだけど、他の方が書かれてるように、これアニメなら良いかも!2019/01/24

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