内容説明
アメリカ人は本当はとても温かく、相手を思いやる気持ちでいっぱい。たくさんのアメリカ人たちと話して、接して、学んだ数々をご紹介します。NHK「ラジオ深夜便」海外レポーターを務めたエッセイストが贈る、ステキな異文化コミュニケーション案内。
目次
アメリカの暮らし(ワシントンの祝日カレンダー;プロムの夜はシンデレラ;一緒に歌う「メサイア」 ほか)
アメリカの心(誰もがボランティア;僕はエイズ患者です;心のこもった贈り物 ほか)
違いをこえて(銃社会に生きるということ;笑顔は社会の潤滑油;伝達はストレートに ほか)
著者等紹介
木村恵子[キムラケイコ]
1945年東京に生まれる。恵泉女学園中・高等学校。早稲田大学第一文学部(心理学)卒業。木村利人(バイオエシック研究者、現在、恵泉女学園大学学長)と結婚(1968)。後に、タイ(1968‐69)、ベトナム(1970‐72)、スイス(1972‐75)、アメリカ(1978‐2000)に居住。異文化コミュニケーションに関心を持ち、エッセイストとして著作活動。NHKラジオ海外レポーター「ラジオ深夜便」(1994‐2000)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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柔
19
ワシントン滞在の日々を懐かしみながら読了。優劣をつけるのではなく、日米の対比が興味深い。米人は周りの為ではなく、良い意味で自分の人生を楽しんでいた。結婚は家族ではなく2人の為、子供が成人したら自分の人生を謳歌する。寄付やボランティアが生活に根づいているというのも素晴らしい。逆に日本は同じ授業を受けることで協調性を養い、家族を大切にし、群れることで縁を大切にする。どっちもよし。ホワイトハウスを見た娘に「綺麗で大きいだろ。パパ達が働いたお金で造ったんだよ」国を作るという意識は劣っていたのかもしれない。2021/03/08
Starhand
0
NHK海外レポーターだった方のご著書で、ワシントンDCエリアの様子が詳しい。嫌みが無くて良い本。米駐在員の奥様必読の書。2010/02/28
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