出版社内容情報
小さな頃から生き物が大好きで、様々な動物を飼っていた著者は、中学2年生の時、骨格見本に興味を持ち、死んでしまったペットのハムスターの墓あばきを思いつきました…。
クジラ博士となった研究者の骨から始まったストーリー。
内容説明
それはハムスターの墓あばきから始まった…骨からスタートしたクジラ博士の研究航海記。
目次
第1章 墓あばきから始まった(中学校でのあだ名;女ドリトル先生;ハムスターの墓あばき;タヌキ汁;奥深き寿司ネタ;そうだ、南米に行こう!;井から出た蛙、大海を知る;骨ブーム;デカイ、クサイ!;クジラは遊ぶ;クジラの内臓)
第2章 南氷洋航海記(いざ、南氷洋;南へ南へ;フィールドワークとは;初漁式と神棚;ナンキョクオキアミ;なが~い、ナガスクジラ;騒動;帰港)
第3章 クジラの骨と僕(骨との再会;クジラを求めて北に南に)
著者等紹介
中村玄[ナカムラゲン]
1983年生まれ、埼玉県出身。ダンゴムシから始まった生き物好きは小学校、中学、高校と続き、東京水産大学(現:東京海洋大学)資源育成学科を卒業。2012年東京海洋大学大学院博士後期課程応用環境システム学専攻修了、博士(海洋科学)。(一財)日本鯨類研究所研究員を経て2014年より東京海洋大学海洋環境科学部門で助教を務める。国際捕鯨委員会(IWC)科学委員会委員。専門は鯨類の形態学、とくにナガスクジラ科鯨類の骨格。国際学会Arctic Frontiers 2013においてOutstanding Poster Presentation Award受賞、2017年、日仏海洋学会において北太平洋産ミンククジラの頭骨形態に関する研究で日仏海洋学会論文賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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