出版社内容情報
日本人が身につけてきた他者への気遣い、自然を敬う心から生まれた品性あるふるまい、その「所作」の本質に迫ります。
『万葉集』や平安貴族の和歌、「わび・さび」を重んじる茶道などの禅文化、そして武士の作法、江戸の「粋」、連綿と受け継がれてきた礼儀作法…これら日本文化の根底に流れる「型」とは一体、何か。日本人が身につけてきた他者への気遣い、自然を敬う心から生まれた品性あるふるまい、その「所作」の本質に迫ります。
【著者紹介】
1950年、山口県防府市生まれ。東京大学大学院国史学科博士課程修了。現在、明治学院大学教授。日本古代史を中心に日本文化を歴史哲学的視野で扱った研究に取り組んでいる。
内容説明
「型」は見た目の美しさ、「粋」は心くばりの美しさ!世界が注目する日本人の礼儀、品性、美意識とは…
目次
序章 「粋の哲学」が動かしてきた日本史
第1章 「粋」は日本の至上の美
第2章 「粋」から生まれた「江戸しぐさ」
第3章 「粋」を生んだ日本の「型」の文化とは何か
第4章 自然を重んじた古代人の作法
第5章 武士道が古代の美意識と融合した
第6章 「粋」に連なる室町時代の「わび」、「さび」、「幽玄」
終章 日本人が伝えてきた所作の「型」と現代
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県防府市生まれ。東京大学大学院国史学科博士課程修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。日本古代史を中心に日本文化を歴史哲学的視野で扱った研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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