内容説明
柳田国男、折口信夫、南方熊楠、吉田東伍…独学の道を歩んだ巨人列伝。
目次
独学のすすめ―時代を超えた巨人たち(南方熊楠;柳田国男;折口信夫;吉田東伍;中村十作;笹森儀助;おわりに 生きた学問とは何か)
折口信夫(折口信夫再考―私の折口学;折口の「他者」としての柳田;加藤守雄『わが師折口信夫』池田弥三郎『わが師・わが学』;辺境の神話学―柳田学と折口学;常世の思想―折口氏の部のこと;日本人の信仰の原点;折口信夫と南島;断章 折口信夫;折口信夫における「狂気」;折口信夫の他界観;柳田の神と折口の神と;東北大飢饉をめぐって―折口と柳田;孤独の実相―古代人の「妣の国」;最後の一首;映画「死者の書」を見て)
柳田国男と折口信夫(出会い;柳田・折口の感性の根源にあるもの;柳田学・折口学の形成;民俗学の完成がはらんだ問題点;柳田・折口における霊魂観の系譜;柳田・折口学の風貌における相異;神敗れし後の柳田学・折口学の現在)
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