内容説明
柳田国男、折口信夫、南方熊楠、吉田東伍…独学の道を歩んだ巨人列伝。
目次
独学のすすめ―時代を超えた巨人たち(南方熊楠;柳田国男;折口信夫;吉田東伍;中村十作;笹森儀助;おわりに 生きた学問とは何か)
折口信夫(折口信夫再考―私の折口学;折口の「他者」としての柳田;加藤守雄『わが師折口信夫』池田弥三郎『わが師・わが学』;辺境の神話学―柳田学と折口学;常世の思想―折口氏の部のこと;日本人の信仰の原点;折口信夫と南島;断章 折口信夫;折口信夫における「狂気」;折口信夫の他界観;柳田の神と折口の神と;東北大飢饉をめぐって―折口と柳田;孤独の実相―古代人の「妣の国」;最後の一首;映画「死者の書」を見て)
柳田国男と折口信夫(出会い;柳田・折口の感性の根源にあるもの;柳田学・折口学の形成;民俗学の完成がはらんだ問題点;柳田・折口における霊魂観の系譜;柳田・折口学の風貌における相異;神敗れし後の柳田学・折口学の現在)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tonex
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『独学のすすめ 時代を超えた巨人たち』は、南方熊楠、柳田国男、折口信夫、吉田東伍、中村十作、笹森儀助の6人に関する講演や論文に加筆修正し、1996年に晶文社から出版されたもの。/『折口信夫』は1966年から2006年までに新聞や雑誌に掲載された折口信夫関連の文章15編。/『柳田国男と折口信夫』は池田弥三郎との対談集。1980年に思索社から、その後1994年に岩波書店(同時代ライブラリー)から刊行。/巻末対話(聞き手 大江修)では、柳田、吉田、折口のほか、宮本常一と白川静の2人の天才的独学者についても言及。2014/11/18
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