内容説明
敗戦の年にみすず書房を立ち上げた出版者の内省と記録。そして、出版文化への限りないオマージュ。
目次
1 戦中から戦後へ
2 「ゾルゲ事件」を追って
3 原点をもとめて
4 忘れ得ぬ人びと
5 対話篇
6 本は生まれる。そして、それから
7 出版編集論
著者等紹介
小尾俊人[オビトシト]
1922年長野県生まれ。1940年羽田書店に入店(‐43)。1943年12月「学徒出陣」で入隊。暁部隊(通信隊)に属す。敗戦後、友人2人と共にみすず書房を創業。以来、編集責任者として45年を過ごし、90年に退職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。