出版社内容情報
テルテルボウズに導かれて、妖怪の世界に紛れこんでしまったヒロ。今日は、はれでもくもりでもない「ようかいびより」、妖怪がぞろそろあらわれる日です。そこに人間の子どもが紛れこんだから、妖怪たちは大興奮! 必死で逃げた先には、いじめられて妖怪になった猫や、捨てられて妖怪になったゴミもいて、妖怪にならないかとヒロを誘います。この大ピンチをヒロは乗りきれるのか??
内容説明
町はどこもようかいだらけ!テルテルボウズにヒヨリボウ、タンタンコロリン、カッパにネコカボチャ…ポイすてされたゴミたちも、ゾロゾロゾロリと化けてでてきた!
著者等紹介
堀切リエ[ホリキリリエ]
1959年、千葉県市川市に生まれる。劇団風の子、国際児童演劇研究所助手を経て、出版社に入社。現在はフリーで企画、編集、執筆をしている
いしいつとむ[イシイツトム]
石井勉。1962年、千葉県香取市に生まれる。主な絵本の作品に『なつのかいじゅう』(ポプラ社)、『ゆきよのゆめ』(ポプラ社)、『わたしのゆきちゃん』(童心社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たーちゃん
16
息子は「ようかいなんでぜーんぜん怖くないよー」と言っていました。2023/06/30
けいねこ
8
テルテルボウズに明日の晴れをお願いしたはずなのに、いつのまにか巻き込まれてしまった「ようかいびより」に。画面の色味や線に、見えていないだけで、本当は自分もこんな妖怪たちに取り巻かれているではないかという気がしてくる。巻末に、出てきた妖怪の説明あり。2022/09/11
遠い日
3
いしいつとむさんの淡いタッチの絵が妖怪の世界のつかみどころのなさにぴったり。てるてる坊主にひどいことばをかけたばかりに、晴れでもない曇りでもない「妖怪日和」の場所に迷い込んだヒロ。さんざん怖い思いをして、追われて、脅されて、反省もしたヒロ。てるてる坊主、いい子だったよね。2025/07/13
mintjam_
3
テルテル坊主に脅迫的な言葉をかけた男の子が妖怪発生という異常気象にみまわれる! 新作でありながらも民話風のタッチが懐かしさを感じさせる絵本です。ブログでの感想→ http://milkysunday.blog29.fc2.com/blog-entry-3143.html 2022/10/29
刹那
1
なんか怖いけど息子は気に入った様子。2022/12/29
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