内容説明
リーダー群像の一人として明治国家の建設に大隈重信が果たした役割を照射し、その人間像を、世界観、歴史展望、人生観、宗教観、若者への期待などを交えて描く。国民リーダーとなる契機となった明治14年の政変については、未発掘の資料により新解釈を試みる。
目次
序説 明治維新とリーダーシップ
第1章 明治維新の諸段階
第2章 大隈重信の登場
第3章 廟堂の人大隈重信
第4章 岩倉使節団と留守政府
第5章 中核リーダーそれぞれの有終の美
第6章 政変の予兆
第7章 明治十四年の政変
第8章 国民リーダーとなった大隈重信
著者等紹介
片岡寛光[カタオカヒロミツ]
政治学博士。早稲田大学名誉教授。中国国家行政学院名誉教授。日本オンブズマン学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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