内容説明
竹刀が伸びる!!間合いが変わる!!常歩(二軸動作)の追求で生まれた合理的身体操作!!剣道の足さばきの常識が変わる。
目次
第1章 理論編―常歩(二軸動作)を学んで体の使い方を変える(合理的身体操作とは;「ナンバ」は半身動作 ほか)
第2章 基本編―常歩に適した体になるためのトレーニング(常歩的体をつくる;股関節をつくる ほか)
第3章 実践編―常歩剣道を体得する(常歩で構える;常歩で動く ほか)
第4章 上達編―常歩剣道の神髄とは(動作研究のきっかけ;ある先生との出会い ほか)
著者等紹介
木寺英史[キデラエイシ]
1958(昭和33)年熊本県生まれ。久留米工業高等専門学校一般文科助教授。剣道教士七段。早稲田実業学校高等部を経て、筑波大学体育専門学群に進学。卒業後は、福岡県内の中学校で教諭として勤務した。1990(平成2)年には、現在の勤務先である久留米工業専門学校に赴任。興味を抱いていた動作の研究を、剣道を通して進めた結果、「ナンバ」を学び、そして「常歩(二軸動作)」に辿り着いた。研究は現在も進行中で、理論と実践の両面から、意欲的に取り組み続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Miyoshi Hirotaka
33
私が所属する少林寺拳法も含め、武道は相手を殺傷したり、無力化したり、そうされることを防いだりという荒々しいもの。長年の間に稽古法や道具が改善され、試合や演武のルールが確立するにつれ、徐々に洗練され、今のかたちになった。荒ぶっていた頃の武的要素は、基本動作や型という文字にも絵にもならない部分に残されているが、スポーツ化の進展により失われようとしている。それらを現代に甦らせようという試みは、合理的であるはずの教えの中にそうでないものを見つけ、元のかたちを想像しながら、ジグゾーパズルを組み立てるような作業だ。2015/01/13
misatong
1
身に付けたいと思うが、なかなか難しいです。そもそもの常歩が身につかず…(=_=)、剣道での動きまでには遠く及びません。他の著作も読んでみようかとおもいました。2016/09/22
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