感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaz
18
阪神ファンのホームレスの男が、神様から貰った力で1年間だけ超人的なプロ野球選手として活躍する。ホーレスの仲間や、彼と唯一心を通わせる少年を始めとして、実在の選手、監督、球団関係者、スポーツ新聞記者などが登場しリアル感あるノンフィクションドラマに近いテイストの作品に仕上がっている。もともと本作品はバンドマンのブログを元ネタにしたもの。それを新規に出版社を起業するビジネスマンが書籍化したというエピソードも、本作の魅力を高めている。阪神ファンだけでなく、全ての野球好きが感動すること間違いない。2018/01/20
きら
4
しがないホームレスだったケンちゃん。が、四十歳の誕生日に奇跡は起こる。神様に世界一の野球の才能を授かったケンちゃんは、阪神タイガースで伝説となるオールドルーキーに……! 野球というよりファンタジー小説。細かいことは気にせず(でもツッコミは入れつつ)投げては162km/h、打ってはホームランという超チートキャラになったケンちゃんの胸すく活躍をわくわくしながら読めばいい本。こういうのが許されるのって阪神だけだよね。ずるいなー! 「そらそうよ」しかずっと喋ってなかったどんでんが最後にまともに喋ったのに感動した。2012/04/24
ゴロー
3
「そらそうよ」最後までこれで行くと思いきや...最後には感動させてくれるよな。岡田!2013/11/18
バチスカーフ
3
阪神ファンが入魂でホラを描いたらこうなる、というか、こうにしかならん。そんなわかりやすくメロメロでベタベタの野球ファンタジー。阪神ファンでなくても、僕のような日本ハムファンでもプロ野球好きなら十二分に楽しめることを保証します。良サイト「野球の記録で話したい」でもお薦めする一冊。2012/01/30
te2yuki
2
天王寺のホームレスが神様のおかげで阪神タイガースの選手になる話。 どうやら物書きを生業にしている人でなく一阪神ファンが書いた話らしい。 そのせいか、難しい言葉や言い回しを使うでもなくスッスッと頭に入ってくる。多分小中学生でも読める。 プロ野球ファン、特に阪神ファンなら号泣必至とのふれこみだったが、終盤の少年が緊急入院のくだり辺りから「泣いてもええんやで」みたいなものを感じてしまい逆に泣けんかった。 とはいえ、読んだ後にいい気分にはなれる。2012/04/17
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- 和書
- 怪獣人間の手懐け方