目次
第1章 社会科学における近代と現代(近代合理主義にもとづく社会科学;社会現象の機能による社会科学;現代化課程における自由の転回;現代がもたらす社会科学の新展開)
第2章 人間の共生と福祉的共同の展開(動物的共棲から人間的共生へ;前近代社会における東洋の集権と福祉;前近代社会における西洋の集権と福祉)
第3章 福祉における自由形成と社会連帯(フイランスロピと慈善事業;「万民保全」と恤救規則;「内部生命」論と厚生事業;ナショナルミニマムと福祉の国家政策化)
第4章 自律連帯としての社会福祉(社会福祉の国際的形成;戦後日本における社会福祉の形成;日本社会福祉における構造改革論提起)
著者等紹介
池田敬正[イケダヨシマサ]
1930年生まれる(京都で育つ)。1953年京都大学文学部卒業。1958年同上大学院博士課程修了(文学博士)。1962~77年大阪府立社会事業短期大学教員。1977~92年京都府立大学文学部教員(名誉教授)。1992~2002年佛教大学社会学部教員。2003~2006年四天王寺国際佛教大学教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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