勝海舟の罠―氷川清話の呪縛、西郷会談の真実

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勝海舟の罠―氷川清話の呪縛、西郷会談の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901622981
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0021

内容説明

『「広辞苑」の罠』の著者が暴く氷川清話の正体!

著者等紹介

水野靖夫[ミズノヤスオ]
昭和18年東京生まれ。昭和41年東京大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入行しニューヨーク、ブエノスアイレスの海外駐在を含め主に国際関係部門に勤務。退社後は歴史研究に専念し精力的に講演や執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

古古古古古米そっくりおじさん・寺

56
悪名高い原田伊織の本でお馴染み毎日ワンズから出ている。装丁も似ている。シリーズのひとつという事であろう。山岡鉄舟好きの著者による勝海舟批判本。勝の『氷川清話』が嘘っぱちだと検証した本だが、この著者、吉本襄による改竄の多い角川文庫版を前提に話を進めている。勝海舟研究の第一人者・松浦玲が復元した講談社学術文庫版をつかえば良いのに。松浦玲の勝海舟伝を頻繁に引用しているのだから知らない筈はないと思っていたら、やはり後書きでその事にちょっと触れていた。狡い。勝海舟の談話は信用しない割に山岡鉄舟の談話は信用するのだ。2018/08/31

春風

19
勝海舟が晩年にその回想を語り、筆録の形で纏められた「氷川清話」。勝海舟が大ボラ吹きと呼ばれる所以の一冊でもある。アレもコレもオイラの手柄サと言ってのける豪放磊落さは、一騎当千の軍記物のようでもあり読んでいて気持ちが良いものであるが、実際は…という論証を本書では試みる。反論は無いが、勝海舟を語る上で外すことのできない西郷との交渉は殆ど鉄舟が済ませていたとは。再認識したのは海舟の周りには常に大人物がおり、自由にさせておけば道が拓けると見抜いて寛大に対していた点。しかし海舟という人間がまたわからなくなった。2018/07/19

にいたけ

18
維新の立役者として理解していた勝海舟であるが実は大ほら吹きだったことを丁寧に説明してくれる本。西郷隆盛との会談も実務は山岡鉄舟が行ったようだ。何故こんなことになったかというと勝海舟は長生きで「氷川清話」を残しておりあることないこと書き残している。エビデンスもないのになんで信じちゃったのか?俺が俺がの勝海舟は苦手になってしまった。😔2020/04/26

KJ

2
折しも「西郷どん」で江戸城無血開城したばかり。世の中の勝海舟のイメージと、実は違う本人像を史実に基づいた考察。針小棒大にいわゆる盛って語る勝海舟がうかがわれる。明治まで意外と長生きした勝海舟の盛り話集が氷川清話。なかなか面白い❗2018/10/23

trazom

2
「氷川清話」や「海舟座談」を読み込んで、勝海舟という人物の虚像を徹底的に暴き出したというスタンスの本である。「咸臨丸」で勝海舟は無力だったし、「江戸城無血開城」も、山岡鉄舟と西郷隆盛の間で決まったもの。勝の「氷川清話」は、嘘と法螺であって、こんなものを根拠にして歴史を認識していることが間違っているのだと、著者の怒りは徹底している。この一冊を通じて、これでもかこれでもかと勝の悪口を読まされて、少々辟易したという気分であるが、かと言って、そんな著者の主張に反論するだけの見識は、私にはない。2018/06/07

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