幕末維新像の新展開―明治維新とは何であったか

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幕末維新像の新展開―明治維新とは何であったか

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784763408716
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0021

出版社内容情報

維新史研究の第一人者が通説・通念を書き換える、

ペリー来航から自由民権運動までの“巨大な過渡期”としての明治維…徹底した史料の解析から浮かび上がる新たな幕末維新像

欧米列強による日本の植民地化を阻止した明治維新

地域や、サムライ階級でない“周辺”からも湧き上がった変革のうねり

維新の精神から、いま何を引き継ぐか?

維新史研究の第一人者が通説・通念を書き換える、

ペリー来航から自由民権運動までの“巨大な過渡期”としての明治維新論!

第1章 明治維新をどうとらえるか

一 明治維新とは何であったか

二 明治維新の論じ方

三 歴史をどう学ぶか――幕末の大阪

四 服部之總の維新史論――松尾章一『歴史家服部之總』刊行に寄せて



第2章 地域からの明治維新

一 東濃と『夜明け前』の人々

二 松尾多勢子と平田国学

三 下野の幕末維新

四 色川三中をめぐる江戸と地域の文化人



第3章 全国に拡がっていった幕末の情報

一 風説留『筑波颪』に見る水戸浪士通過と中津川

二 幕末の鹿児島藩と情報収集



第4章 幕末維新から自由民権へ

一 勝海舟と幕末維新

二 田中正造と維新の精神

三 幕末維新から自由民権を考える



第5章 歴史とは何か

一 歴史の恐ろしさ、面白さ――日本の近代化を例として

二 明治一桁代が面白い



おわりに

初出一覧

宮地 正人[ミヤチ マサト]
著・文・その他

内容説明

欧米列強による日本の植民地化を阻止した明治維新。地域や、サムライ階級でない“周辺”からも湧き上がった変革のうねり、維新の精神から、いま何を引き継ぐか?維新史研究の第一人者が通説・通念を書き換える、ペリー来航から自由民権運動までの“巨大な過渡期”としての明治維新論!

目次

第1章 明治維新をどうとらえるか(明治維新とは何であったか;明治維新の論じ方 ほか)
第2章 地域からの明治維新(東濃と『夜明け前』の人々;松尾多勢子と平田国学 ほか)
第3章 全国に拡がっていた幕末の情報(風説留「筑波颪」に見る水戸浪人通過と中津川;幕末の鹿児島藩と情報収集)
第4章 幕末維新から自由民権へ(勝海舟と幕末維新;田中正造と維新の精神 ほか)
第5章 歴史とは何か(歴史の恐ろしさ、面白さ―日本の近代化を例として;明治一桁代が面白い)

著者等紹介

宮地正人[ミヤチマサト]
1944年生まれ。東京大学史料編纂所教授、同所所長、国立歴史民俗博物館館長を経て、刷京大学名誉教授。専攻は日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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アメヲトコ

7
2018年刊。1853年のペリー来航から1881年の国会開設の詔までを広く過渡期の時代と捉えた幕末維新論の講演録。とくに興味深いのは第2章「地域からの明治維新」での、地方での国学が果たした役割と、第3章「全国に拡がっていた幕末の情報」での、薩摩藩の情報収集の実態のくだりです。随所に登場する島崎藤村の『夜明け前』、以前読みかけて挫折したけれど、もう一度挑戦してみようかな。2021/01/11

Toska

1
講演録などを中心にまとめた維新史論集。明治史の時代区分や朝幕関係、武士のメンタリティ、幕末期における豪農商層の情報ネットワークと平田国学、天狗党の中山道通過、さらには勝海舟、田中正造、竹橋事件に至るまで興味深いトピックスの数々。この時代に関心のある方は絶対に読むべき。王政復古と廃藩置県で区切りをつけるのではなく、幕末維新の激動そのものを長い過渡期と捉え、民権運動と憲政実現までひとまとまりに考えるべきという見解に蒙を啓かれた。2022/01/02

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