内容説明
1970年代初頭に始まったダンスハウス運動は、体制転換後も、若者たちの心を熱くとらえ続けている。伝統音楽や舞踊を甦らせたこの運動を、背景を含めてわが国で初めて本格的に紹介する。
目次
第1章 「ダンスハウス運動」までの道案内(ハンガリーの伝統文化の歴史;伝統音楽と音楽教育;伝統音楽研究と作曲)
第2章 ダンスハウス運動の展開(先駆け;発生と経過;展開―関与した人々 ほか)
第3章 ハンガリー音楽の脈絡を変えたダンスハウス運動(嗜好、戦略;影響―人々の育成と研究;影響―音楽界に与えたインパクト ほか)
著者等紹介
横井雅子[ヨコイマサコ]
音楽研究家。国立音楽大学音楽学部音楽文化デザイン学科助教授。東京芸術大学修士課程修了。旧文部省交換留学生としてハンガリー国立科学アカデミー音楽学研究所に留学。ハンガリー、スロヴァキア、ルーマニアなどで調査・研究を行う。中欧の音楽文化、音楽生活を中心に研究
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