出版社内容情報
◆第二句集
蝉死して春日原生林に帰す
私の住まいでもあります奈良。季節のめぐり変りに心を浮き浮き…◆第二句集
蝉死して春日原生林に帰す
私の住まいでもあります奈良。季節のめぐり変りに心を浮き浮きさせながら、悠久の古都での句会を重ね、今日に至っております。今回の句集名はその大和の地に感謝をこめて、《大和しうるはし》といたしました。
(あとがきより)
◆自選十句
大和しうるはし神杉より初日
松飾古都千年の門構
寒紅やをみなは神代より強し
山は静水は動春遠からじ
亀石の亀の鳴くとや鳴かぬとや
天涯に藤懸け神の杜なりき
百本の薔薇より君の一行詩
どの道も史跡に尽くる紅葉狩
時雨忌やわが俳枕寧楽淡海
天に一つ海に無尽の冬日あり
平成二十三年 5
平成二十四年 15
平成二十五年 41
平成二十六年 67
平成二十七年 95
平成二十八年 125
平成二十九年 153
あとがき
古賀しぐれ[]
著・文・その他
内容説明
平成23年~29年までの句を収めた第二句集。
著者等紹介
古賀しぐれ[コガシグレ]
昭和25年(1950年)滋賀県大津市生まれ。昭和63年「ホトトギス」「未央」入会、稲畑汀子・吉年虹二に師事。平成6年「ホトトギス」同人。平成22年「未央」主宰就任。日本伝統俳句協会参与、大阪俳人クラブ理事、句集『淡海』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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