内容説明
顔を合わせればケンカばかりの父親を避けるように、近所のコンビニでアルバイトを始めた高校生、奈々子。「バイトなんて言われたことをやるだけ」と高をくくって学生気分で始めたはずが、セブン‐イレブンの経営学に触れ、奈々子は、“考える大人”に一足早く成長を遂げていく！個の力を引き出し、組織力を生み出す仕事のヒントは身近にあった！“流通の神様”鈴木敏文の経営思想がまんがでわかる！
目次
１ アルバイトがなぜ戦力に育つのか？―仮説と検証
２ 利益と損失の正しいとらえ方とは？―販売・陳列
３ 新しい商品を開発するための原動力とは？―商品開発力
４ 上下関係を超えて人を動かすには？―チーム力とイノベーション
５ 顧客が“つい”利用してしまう秘訣とは？―接客という演出
６ 組織のメンバーの当事者意識を引き出すには？―形式知と暗黙知
７ 本当のコミュニケーション能力とは？―伝える力によるマネジメント
８ 本当に価値ある仕事を生み出すには？―リーダーシップ
著者等紹介
迫ミサキ［サコミサキ］
まんが家。大阪を拠点に活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
57
身近にセブンイレブンでパートしてる人が二人いるので(店舗は違う)、読んでみました。50歳をとうにすぎてますが「覚えることがいっぱいでねぇ、大変なのよ。」とこぼしてるわりに長続きしているし、楽しそうに感じます。やはり遣り甲斐があるのかな？とこの本を読んで思いました。確かに市内には一番多いし、品揃えが良く品切れが少ない点はさすがに違う。近くに幾つも店舗がある理由も納得。うちの地域では学生のアルバイトは少ないように感じますが、こんな風に経済を学べるのであるならば、社会に出るための良い経験になるでしょうね。2014/11/10
ねここ
42
私の場合十三歳からの経営学ですが、読んでいて思ったことは日常の生活にでも経営学はつかえるということ。知っていて損はない、むしろもっと経営学のことを知ってみたいと思えた一冊でした(￣∇￣)2014/11/22
糜竺(びじく)
34
セブンイレブンでアルバイトで働く事になった女子高生が、経営の基本について、お店で働きながら、色々と学び気づきを得ていく内容のコミックでした。まず、セブンイレブンでのアルバイトは、何も考えずにただ言われた事をやるというものでは無く、色んな責任を与えられ、知恵などを働かせる事により、やりがいも持たせていくシステムになっているとは知りませんでした。どのように顧客を増やしていくのかや、お客とのコミュニケーションの重要性など、アルバイトでも多方面に渡って学べる環境とは知らず、気づきを得れました。2019/02/22
らる
30
父に借りました。絵は好みではなかったけれど、面白かった。何となく知っているようで知らなかったこと、どれもなるほどと納得。経営ってもっと難しいと思っていたけれど、話を聞くだけより全然わかりやすかったです。実践するとなるとまだまだ難しいことばかりかもしれませんが、経営について色々わかりました。シリーズ？で別のも半端にしか読んでいないので、そっちもまた読みたいです。2014/12/17
rabbit
27
昨年、私の地元にもようやくセブンイレブンが出来て身近な存在になったが、アルバイトにも自分で考えて行動させる姿勢はしっかりしているな、と感じた。ただ教えるよりも、やはりやってみなければ分からないこともたくさんあると思う。今後、セブンイレブンの店員を見る目が少し変わるかもしれない。2016/05/06
